例によって公開予定(みんなそういう)ということで、手伝っていうんだけど、株をとても高値で買えと言うし(本人曰く好意らしい)、お手当は出ないって。どうせ空手形を切るならせめてストックオプションくらい持ってきてよ。そんな世間知らずに見えるかなぁ。ちなみにこうゆうひとに限って「具体的な仕事は考えてよ」とくる。困ったモンだ。問題意識のない人にソリューションは提供できない。壺売りは魔法使いではない。マジックにはタネがあるってわかってくれないかなぁ。でも社長をやっていけるからすごとは思う。策略には強いんだろうなぁ。
ここでふっと豆蔵の創業者であるすずきたかひろを思い出す。彼は創業前に技術的な限界を感じていて「ここで一山当てないと」考え、豆蔵のスキームを思いついたわけだが、当時、彼の設立に尽力した多くの業界人がいた(これらの人々の恩に報いないどころか、仇で返したことが後に禍根を残した。これも彼のスキームの内だったらしい)。これらひとびとは、名なしていることと実体とのギャップに懐疑的であった。当人の本を読んでもいわんとしていることが理解してくれるかどうかわからないのに、まして当人のことなんてとうていわかり得ないわけで、有名人を集めたところで、マーケットはそんな虚像は喝破すると考えた。ところが実際はみごとにブランディングした。すると、同じスキームでと考える人が出てくることに不思議はない。しかし、私には理解できないスキームである。まぁ実績で評価するのは難しいからしかたないのかなぁ。
そういえば、山岸さんはいつ社長に就任するんだろう・・・