akon2.00βのよっぱらいの戯言

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スペシャリストかジェネラリストか

と問うたら即座に「両方」と答えてくれた人がいました。こんな人は別として、私の周りはジェネラリストが多く、ジェネラリストになる必然性なく過ごしています。これは幸いなことでした。いまだに普通科以外の高校がありますが、十代のときにスペシャリティを選択させるのは酷なことです。以前、日記に書きましたように工業高校を卒業しました。まわりには理数系しかいません。昔の言葉で言えば金の卵養成所でした。でも変だと思いませんでした。でも変だったんです。文系教科はまったくできないのです。三年になると英語の授業がなくなるんです。総授業時間は普通高校に比べて圧倒的に多いのに。だって応用数学とかが必須なんです。しかも理科とは物理と化学しかない。今から思えば変だけど当日は日常だから気がつかなかった。で、人間とは、不思議なものであれだけ好きだった理系に興味がなくなり、文学小説を読み惚けたものでした。でもGreeの自己紹介に書いているようにプログラミング三昧な日々でした(Fortranで円周率を計算していただけですが、おかげで紙テープ読みをマスタした)。当然、アキバ小僧であった。こんな状態だからスペシャリストしかしらなかった。で、いろいろあって(まぁ成績不振が大きい。なにしろ文系科目は全滅なのだから)企業への推薦状がもらえなかったので大学にいってのほほんとプログラマで稼いでいたわけですよ(これも以前書いたようにライバルがないからおきらくな商売な訳よ)。さぁ、就職だ。助手から「きみはまったく一般常識がないから公務員は無理だね」といわれてやっと「常識」ってやつに気がついたんです(これには日記に書けない後日談がある)。そして追いうちをかけるように「東大に入れなかったという意味はどうゆう意味か知っているか」と天文では有名な古在ファミリで唯一東大に行けなかった助教授に「やつらは成功した確認して真似して追い越せる(のちにという2nd is best言葉を知りました)。だから俺たちは常に先行しないといけないだよ」といわれ、スペシャリストの道に進むようになった。でも、世の中捨てたものでなく、ジェネラリストたちが助けてくれるんですね。だから、あえて彼らの領分に踏み込まないようにしています。というわけで、いいわけととらえられてもいいけど今日も興味のあることだけを追い続けている。もちろん、全知全能の神にも聖人君子にもなる気はないからジェネリックなものをあえて学ぶことはない。もちろん、気に入ったポストがあれば象牙の巨塔に帰るかもしれないけど、いまはわがままし放題。もちろん、自分がスペシャリストだなんて言う気もさらさらないけどね。