akon2.00βのよっぱらいの戯言

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偶キャリ。―「偶然」からキャリアをつくった10人(ISBN:4766783379)

成功体験を後付けではなく、「偶然」の出会い、成り行きから再現しょうとしている。
結論として、偶然はそもそも予測できないから、偶然を呼び込む一番手っ取り早い方法は、自分が知らない・予測できないこと対して 思い切って飛び込んでみるということらしい。

本書で書かれている、「偶然」を日常に呼び込む方法は以下である。

・「好奇心」によって自分の活動の幅を広げ、
・リスクを恐れず、周到な計画をもって高い「ハードル」に挑戦し、
・その過程で「執着心」をもって粘り強く対応し、
・発生してくるストレスを「柔軟」に、
・「ユーストレス(成長にプラスとなる良いストレス)」として受け止め、

  • 好奇心(Curiosity)

幅広い興味・関心の幅。見る前から、やる前から批判するという態度をとり続けていると、今の自分にとって不都合な事態を発生させないようにリスク回避はできますが、一方で、自分の活動の幅を広げ、「偶然」を呼び込む機会が極端に減少させる。 このため、好奇心によって活動の幅を広げる。

  • 執着心(Persistence)

一度手がけた事は、たとえどんな事情があろうと最後までやり遂げるという意思の強さ。

  • 柔軟性(Flexibility)

変化する状況への対応力。自分の現在おかれた業界・業種、経験、専門能力といった表面的なものにあまりとらわれない。

  • 楽観主義(Optimism)

外からのプレッシャーや人間関係の問題をディストレス(害のあるストレス)として受け止めるのではなくユーストレス(害が少なく成長や発達に必要なストレス)として前向きに自己成長を図るエネルギーに変える。

いいかえれば、
「やっぱりダメだ」という目の前のストレスに注目するのではなく、ストレスを発生させている課題はどうやって解決できるのだろうかという学習や解決志向をもち、そしてそれを実行するための覚悟を持つこと。

  • 挑戦(Risk Taking)

挑戦には必ず周到な計画が必要です。計画することで、計画外のことが発生したということを自覚できる。 自覚することで、気づきが得られる。