PM（プロジェクトマネジメント）系教育でも、PM経験のないインストラクタが多すぎる。PM関連の書物を読み、頭で理解した内容を講釈して、なんの意味があるのか。PM本に書いてあることは、知識としては誰でも知っている。それがそのとおりいかないから問題なのである。優れた教育機関では、修羅場を潜った百戦錬磨のPM経験者をインストラクタにして「勘どころ」を教えている。だから受講する値打ちがある。「コンピュータ言語教育」でも同様である。企業教育では教育技法は不要で、ここが学校教育と根本的に異なる。「インストラクタは実務経験者でないと意味がない」と僕が力説する理由はここにある。
「インストラクタは実務経験者でないと意味がない」ってつまり、「インストラクタは実務経験者でない」という実態があるということなのね。まぁSOX法がらみはあきらかに本読みコンサルがいたけどね。やはり法令化したほうがいいと思う。スキューバのインストラクタがもぐつたことなかったら、どうなるのよ。
