akon2.00βのよっぱらいの戯言

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ビジネスルールの即効性より

上の記事に関連した話だが、

結局、問題は「ビジネスロジック」というもの、あるいはビジネスをロジックとして扱う、ホワイトカラーの能力ということになる。ロジックでないものをITに扱わせることは出来ないからだ。逆にロジックにさえなっていれば、それ自体の実装はツールに任せられるので、IT技術者の仕事はロジック
の実装ではなく、その運用環境ということだ。さらに大きな問題は、ロジックを明示化してITに吸収させていくことで、そのままでは多くの雇用が(ビジネス側もIT側も)不要になるということだ。これはスキルを持った「中産階級」の失業につながるわけで、誰も心から協力しない。どんどん進めら
れるのは米国、とくに金融やサービスの部門だろう。

私は「心から」協力するし、ユーザ企業はまい進しているんじゃないのかな。企業として必要のない人材を窓際として雇用している方が不健全だと思う。まさに、ムーアの言う、コアがコンテキストになった状態だ。BRMによってサービスプロバイダは失業しても、サービスコンシューマは失業しない。だから、米国ではBPxに注目している。つまり、サービスプロバイダからサービスコンシューマにリソースをシフトすればよい。この技術変化に対応できないなら、技術者の看板をおろせばいいんじゃないのかな。技術者に限らないな。プロなら、プロらしくと言い換えよう。