akon2.00βのよっぱらいの戯言

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できないことを約束しないでほしい,メーカー系のSIerが一番頼れる

タイトルの前段はagree、後半は・・・

ところが、今はどのSIerも“普通”になってしまっている。各社とも狙っているところがすべて同じで、「ワンストップ」「マルチベンダー対応」「相互接続は完璧」などをうたい文句にしているからだ。こうしたSIerと一緒に仕事をしても、結局、「あれもできない」「これもできない」という状態
に陥り、互いに不幸な結果を招いてしまう。

そうなのよ。SOAを推進していながら、「マルチベンダ」も「相互接続」もあきらめました。障害の切り分けについて責任をもってくれないのよね。だから、「ワンストップ」にしろっていうことなんでしょうげとね。

これまで、多くのSIerと一緒に仕事をしてきた。彼らの中では、コンピュータメーカーなど製造業系のSIerが一番頼りになる。こうしたメーカー系のSIerは、メーカーが抱える特有の課題を、既に自社内で解決してきたノウハウを持っている。これが、同じ製造業の我々には大変参考になるからだ。例えば、国や地域ごとにばらばらだった製品コードの体系をグローバルで統一しようとした場合、「うちはこういう段取りで統一してきた」と、現場の混乱を抑えながら標準化を進めていくプロセスを心得ている。

メーカー系のSIerは、どこを指しているのだろう。「メーカーが抱える特有の課題を、既に自社内で解決している」という前提ならお付き合いしたいけど、お客様事例しか示してもらえず、つっこむと当然「NDAで」と逃げられてしまう。話は変わるが、ダイキンもコードで苦しんでいるのですね。コードを発番する側でこうなんだから、川下は辛いよ。

 同じことをコンサルティングファームシステム開発を専門に手がけるSIerに相談すると、「国際標準ではこういう仕様になっているので、御社もそれに合わせるべきです」と言われかねない。確かに、彼らは多種多様な業種を手がけてきた豊富なノウハウを持ち合わせている。しかし、製造業の現
場を知る我々の目にはどうしても、“机上のSIer”と映ってしまう。

「多種多様な業種を手がけてきた豊富なノウハウ」より、単一業種に深い知識がほしいですね。そのうえで、「合わせるべき」ではなく、どのように「合わせる」かのノウハウがほしいですよ。