akon2.00βのよっぱらいの戯言

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黒船の大砲がソフト業界に構造改革を迫るより

マフラーだけを作るソフト部品会社、タイヤだけを作るソフト部品会社と、システムインテグレータ
と呼ぶシステム組み立て会社に分業化することで、インテグレータはソフト部品会社から調達した部
品を組み合わせてシステムを構築する。インテグレータは国内中心に競争するが、ソフト部品会社は
グローバル展開も図れる。もちろん工業化には品質や信頼性に関する基準も必要になる。

NTT-Dでも(だから)こんなものなのかな。杉ちゃんは、信也さんは、いったいないにをしているのだろう。

こうした問題は10年以上前から指摘されているが、ソフト産業は構造改革に手を付けなかった。山下氏はそれを認めるが、今回は「黒船が大砲を撃ち始めた」という外圧が加わったことで事態は一変したという。「日本で、欧米製業務アプリケーション・ソフトは通用しない」と思われていたら、国際会計基準の流れが押し寄せたことで、独SAPのERPを採用するユーザー企業が急速に増えたこともそう
だ。

増えたのは、国際会計基準という黒船だけではない。黒船はSAPそのものなのよ。その黒船自体も、ソフト部品会社となってしまい、データストレージが狙い目だと思っていたけど、それもSaasに食べられてしまうかも。そして、システムインテグレータは、システム組み立て会社にはなれないのよ。業務を知らないのだから。むしろ、SAPのほうが業務を知っていたりするのよ。そして、SAPは、ユーザにビジネスエキスパートになれという。インドの企業が買ってくれるなら、今のうちに売ったほうがいいと思う。