akon2.00βのよっぱらいの戯言

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第5回 開発コストにムダが多いIT業界,解決策は「分離発注」と「分割発注」 より

理想論なら、誰でも語れる。こうゆうPMがいるから、困るのよ。

「分離発注」はエンジニアリング業界の「常識」

最近の案件は「分離発注」だなぁ。それが業界として、どのくらい広まっているのかは知らない。そんな無知な私であるが、工事進行基準は知っている。工事進行基準も知らないで、業界のことを語らないでほしいな。まぁ、常識を語る人の常識は信じられないけどね。

「分割発注」でさらに開発コストを下げる これは,1社に“丸投げ”する代わりに,そこが使っている下請け企業を調べて,何社かの下請け企業に直接発注する方法です。元請け企業の“オーバーヘッド費用”を削減できるの
で,この方法を有効に活用できると,おおげさではなく,開発費用は半減します

この筆者の倫理を疑います。NDAって知っていますか。個人情報保護法って知っていますか。優秀な派遣がいたら、引き抜くタイプですね。というか、エグイことするのならば、「企業じゃなくて、個人を抜けよ。もっと安くなるよ」という感じです。で、エグイことをしなくても、再委託を禁止する条項くらい契約書の文言にいれておくのは、PMの務めじゃないのかなぁ。
私が倫理を振りかざすのは、似合わないので、実利の面で述べましょう。下請け企業が元請を裏切ってまで、直接、契約はしないでしょ。この下請け企業が、この案件だけしか元請から受けていないとしても、元請と縁を切ってまで、直接、契約するとは思えない。
#与信があるという前提でもね。この狭い業界で、そんなことをしたら、この下請け企業は、ほかの会社からも仕事をもらえなくなるでしょ。自分の客を横取りするという、下請けに仕事は出さないでしょ。
さらにいえば、ゼネコンはキャッシュバッファの機能がある。零細な下請け企業がゼネコンの軍門に下っているのは、営業代行より、こちらに依存するためだと考えている。#とはいえ、仕事がないときに、仕事を回してもらえたときは涙が出るほどうれしかった。
まだ、工事進行基準を体験していないので、間違った理解かもしれませんが工事進行基準といえども、決算日までは、支払っていただけないわけです。これは零細な下請け企業につらいでしょ。
それに、発注者としては、多くの下請けを管理するオーバーヘッドのほうが、コスト削減メリットより、大きい。ゼネコンに頼みたいわけじゃないけど、お金を多く払ってでも、管理工数を減らしたいものです。だから、この著者のような外部のPMにお金を払っているんじゃないのかな。このPMとゼネコンと違いがよくわからない。ああ、「ゼネコンにお金を払うならば、私にお金を払いなさい」という広告なのか。私なら、「逃げない」ゼネコンに払うけどね。
まぁ、1年前の記事ならば、これはこれで、価値があったかもしれないけど、今となって、昔話。
日経BPも少しは、査読してほしいな。