akon2.00βのよっぱらいの戯言

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第7回 社内民主主義との戦い方(その3) 部門の人員を半分にすれば、適正人員数が分かる

より

そこで、私は前述致しました「少数精鋭とは、まず少数にすることなり!」を実践しました。当時その部門は14人でしたが、問題が起これば調整するという条件付きで、部門の人員数をまず半数に削減してみました。
 結果は思った通り、残業や休日出勤の増加で大騒ぎになりました。しかし、私はクレームが出るたびに、「本当にダメだったら調整するので、1カ月我慢してください」という説明をし続けました。1カ月後、その部門の責任者が嘆願にやってきました。「熊澤さん、このままこの体制で業務を続けますと近い将来病人が出ますので早急に増員してください!」
 私が「何人増員すれば仕事が回るの?」と聞くと、彼は「2人、お願いします」と答えました。私はすぐに了承しました。これで、この部門の適正人員数が14人ではなく、9人であることがハッキリ分かったということになります。

これは、私の処方箋のひとつですが、ここで書いてある大騒ぎというのは、ひかえめすぎる表現で、多くの企業は採用してくれません。でも、減らさないと生産性を向上させようとはしないですよね。