ついこの店で買ってしまう理由(わけ)
スターバックス、マクドナルドなどのコンサルティングで知られる買い物分析の世界的権威の書籍らしい。
つい買ってしまう法則
<法則1>入口をコントロールする
この店は何の店かを一〇秒で伝える
どこが本当の入口なのか考える
<法則2>商品を生活シーンの中に置く
「生活サンプル」を提供する
ありすぎるくらい鏡を
<法則3>「初めの一歩」をつくり出す
「見せ場」と「売場」をつくる
キレイすぎる陳列はNG
<法則4>買い手の「言葉」で語る
買い手が欲しい情報の形で伝達
<法則5>イメージを活用する
イメージで伝えるディスプレイ
<法則6>人の動きに合わせる
人はカニ歩きしないので、商品は通路に対して斜めに
右利きが九〇%、それを前提にした店舗づくり
<法則7>情報を整理する
メッセージはマシンガンではなく、ライフルであるべき
情報の「トリアージュ」
<法則8>情報提示のタイミングを考える
入口よりも出口でアピール
お客さんが読みたいところにPOPを置く
<法則9>価格の意味を考える
人は高いものを買いたいのではなく、いいものを買いたい
商品のバンドルパッケージ化
<法則10>あらゆる空間を活用する
トイレは効果的なプロモーションスペース
パッケージもメディア
<法則11>滞在時間を活用する
「溜まり場」をつくる
待ち時間はセールスタイム
<法則12>居心地のいい空間をつくる
親近感を生み出す空間を
<法則13>商品をたくさん持てるように
カゴを勧める
あらゆるところにカゴを
<法則14>買い物を手伝う姿勢
face to faceではなくhip to hip
客エリア、店員エリアに区切らない
<法則15>エルダーフレンドリーに
文字・色・場所の配慮
<法則16>女性客と男性客で対応を変える
男性はテクノロジーを買い、女性はリザルトを買う
女性のことは女性にしかわからない、ということがある
<法則17>子供客も大事に
子供の目線で見てみよう
子供のゴールデンゾーンは天井
<法則18>店員が仕事を楽しむ
店員の楽しさがお客さんに伝わる
<法則19>触れさせる、試させる
「触れる」ことは、触覚型の「情報収集」
「触れる」ことは「安心感」と「買う自信」を付ける
<法則20>買い物同伴者を味方にする
子供におもちゃ、夫にはイス、奥さんにショッピングを
すばらしい待合スペースを
<法則21>目的以外のものをいかに買ってもらうか
関連購買の気を起こさせる
レジ前の陳列棚を一工夫
<法則22>色の活用
店内の色を「統一」するのでなく、あえて「変える」
<法則23>顧客のロイヤルティのために
パブリックゾーン、セミプライベートゾーン、プライベートゾーン
<法則24>店のアイデンティティを示す
まず「最初の売場」に着手
店に合った照明とBGMを
<法則EXTRA>すべての行動をリサーチする
店内浸透率・経路パターン
商品カテゴリーマトリクス(立寄り率×購買転換率)
「店」に限らず、納得感があります。だから、ビジネスコンサルタントには一目置いています。ところで、hip to hipってなに?オヤジギャグ的には「しり合いになる」なんですがw機械翻訳にかけたら、「ヒップにクール」だって。「隣り合わせになれ」ということかな。つまり、顧客目線でということ?お尻だと背中合わせのような気もしますw