データの見えざる手

文庫 データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 (草思社文庫)
いわゆる統計のマジックを使われている気もしないでもない。
ので、トンデモ本かもしれない。
「べき乗分布」とか「スケールフリーネットワーク」を独自のデータに基づいて提示しただけかもしれない。
正規分布に従うデータの二乗はカイ二乗分布に従う(と記憶)わけで、これをU分布と呼んでいる。
そりゃ対数をとってしまえばねと思ったりもする。
そして、人間の行動は、著者が呼ぶところのU分布であるとしている。
因果関係の導き出し方が、安易だったり、原因と結果が混同しているような気がする。
とりあえず、人間の行動は、著者が呼ぶところのU分布に従っているとして、
・ハピネスと身体活動の総量とは相関関係にある
→つまり、検定していない
・つまり、幸せは加速度センサーで計測できる
・会議における身体運動量の多い人は、積極的に問題解決している人である。
・コールセンターでは、休憩中の活動量が多い人ほど、受注率が高い

ウェアラプルセンサをつかって、人間の行動を解析することは、積極的にやっていくべきだが、分析を誤ってはいけない。
そして、使っているセンサを今風なものにするともっと別なこともわかる気がする。