akon2.00βのよっぱらいの戯言

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節分にちなんで、虫の口焼き*

節分は、季節の変わり目の前日のことであり、四立の前日は、すべて節分。しかし、江戸時代以降、立春の前日のみを指すようになった。季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられていて、邪気を追い払うための悪霊ばらいの行事が行われる。この邪気を追い払う「厄払い」の行事としての代表が「豆まき」。

 

「節気祓い」の風習は、豆まきだけではない。節分では、ヒイラギの枝にイワシの頭を刺して軒に差す風習が伝わる(柊鰯:ひいらぎいわし)。それに、豆がらやトベラ、タラの小枝などを添えることもある。それは、イワシが放つ悪臭やヒイラギ、トベラ、タラの鋭いトゲが鬼のきらいなものとされたからである。
単にイワシの頭を用いるだけではない。イワシを丸ごと用いる例もあれば、一度焼いたイワシを用いる例もある。イワシを焼くのは、異臭をより強調するため。また、それを玄関や勝手口で焼いて煙をたてるのも、そこから邪気悪霊が入り込むのを防ごうとするからである。イワシを焼くとき、呪文*を唱える例も少なくない。それは、念には念を入れておまじないを行なおうとしてのこと。なお、「イワシの頭も信心から」という言葉は、この節分の魔除けのイワシにちなんでのことである。イワシの頭のようにつまらないものでも、 信心や信仰の対象となれば、不思議とありがたく尊いものとなるという喩え。 「頭」は「かしら」とも読む。同様の理由から、ニンニク、ネギ、髪の毛などをぶら下げておくところもある。この節気祓いに、鬼や豆巻きもとりいれられて今日に伝わる。

*虫の口焼き
ヒイラギのトゲは鬼の目を刺し、イワシの頭は臭い匂いで邪気を祓うとされ、イワシの頭は飾る前に、焼いて使う際に「稲の虫の口焼き、麦の虫の口焼き」という呪文を唱えて、穀物を害虫から守り、一年間の豊作を祈ってきた。

 

有名な呪文
ちちんぷいぷい
オン・キリキリ・~(密教)
http://truehrart.jugem.jp/?eid=14
臨兵闘者皆陣列在前(九字)
くわばら、くわばら(雷避け)
エロイムエッサイム、我は求め訴えたり(悪魔くん)

アブラカダブラ
~せと、恐み恐み(畏み畏み)白す(申す)(祝詞)