(新)日米安保条約とプラット条項は似ている。
南米の歴史だけでなく、アメリカの歴史、スペイン帝国が崩壊していく様子が描かれている。
アメリカの南北戦争は、南部の大農園経営者と北部の工業・鉄道・金融を仕切る有産階級との戦い。北部が奴隷解放を旗印にして勝利した。これは人道的な見解ではなく、南部の力をそぐためだった。有産階級と書いたが、本書ではロバーバロン(泥棒男爵)と書かれている。
つまり、アメリカを動かしているのは、石油王ロックフェラー、鉄道王ヴァンダービルト、金融王モルガン、ホテル王アスター、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーといった泥棒男爵(寡占もしくは不公正な商慣習の追求の直接の結果として、それぞれの産業を支配して莫大な私財を蓄えた実業家と銀行家を指した)が台頭していく様子がよくわかる。これをアメリカンドリームといってしまうととてもきれいに聞こえる。
英語は、もともとは、先住民のサクソン語と征服者のノルマン語で、できたのは1500年くらいで、完成したのは、シェークスピアやエリザベス一世の時代というのは興味深い。スペイン帝国のなごりがアメリカに残っていても不思議はないわけだ。
主義主張など持たず、実験的実践的でありたい。
演説は共感と納得
ダイキリの話は知っていたが、カストロ議長なんてついこの間まで生きていたと思えないくらい昔話のように感じてしまう。
小笠原貞頼は実存しなかった。
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本を焚く者は、いずれ人を焼く。
国語を破壊する者は、いずれ国を亡ぼす