「ぜんぶもっともらしいけど、どれが正しいかわからないよ」というたぐいの自己啓発書を書いている橘玲が監訳というのが興味深い。
学校には明確なルールがある。人生となるとそうでもない。だから、定められた道筋がない社会に出ると、優等生たちはしばしば勢いを失う。
ルールに従う生き方は、成功を生まない。
良くも悪くも両極端を排除するからだ。
ベンチャーキャピタリストの仕事は100%「外れ値」、それも極端な外れ値の投資である。
「弱点がない企業ではなく、強みがある企業に投資しろ」
成功するために
・自分のタイプを知る
ドラッカーのフィードバック分析(仕事を始めるとき、自分が期待する成果を書き留め、じっそいの成果と見比べる)を使って、自分の強みを知る。
「ルールに従って行動するのが得意な人」、「ふるいにかけられたタイプ」は、その強みに賭ける。
規格外で、「ふるいにかけられていないタイプ」は、自分自身で道を切り開こう。
・自分に合った環境を選ぶ
自分のタイプと周囲の世界を最適な関係に調整する。
成功者となるためには、
自分はどんな人間か、どんな人間になりたいかのふたつを加味しつつ、そのバランスを調整する
エビデンスからわかる最強の対人ルール
①自分にあった池を選ぶ
②まず協調する
③無視無欲は聖人ではなく愚人である
④懸命に働きそのことを周囲に知ってもらう
⑤長期的視点で考え、相手にも長期的視点で考えさせる
⑥許す.
グリット(やり抜く力)は必要だが、ときには「見切りをつけることこそ最善の選択」
どんな困難も乗り越えられる人は、「ポジティブな心のつぶやき」をしている
退屈をなくせば、努力はいらなくなる
面白いゲームの4要素WNGF
Winnable:勝てること
Novel:斬新であること
Goal:目標
Feedback:フィードバック
アダム・リフキン(2011年フォチュン誌が選んだシリコンバレーでの最高のネットワーカー)は、見返りを求めず、ギバーになることを勧めている。
目標達成のためポジティブシンキングに頼らないWOOPの法則
https://www.ieyasu.co/media/woop/
WOOPの法則4つのステップ
WOOP①願望(wish)
WOOP②結果(outcome)
WOOP③障害(obstacle)
WOOP④計画(plan)
幸福は成功をもたらす。
人間関係が幸福をもたらす。
つまり、
「人生で本当に重要な唯一のことは、他者との関係である」