412頁の書籍のうち、訳者解説が39頁、つまり、約1割を解説に費やしてもまだ書き足りないと訳者の弁。しょうがないので、別途解説の書籍を読もう。
マックス・ヴェーバーに詳しい大塚久雄に学ぶため、その自宅近くに引っ越したという逸話を残す小室直樹が直接的な書籍を残していてくれればよかったんだけど、「日本人のためのイスラム原論」で十分なのかな。
*古代ユダヤ教
「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」と併せて、ヴェーバーの比較宗教社会学研究の中で、西洋近代経済倫理の歴史的理解に重要らしいので読んでみた。