日本国内で、農産物に「有機」「オーガニック」とつける場合は、有機JAS認定を取得していないといけないんだけど、「ビオ」とつける分には認証の必要がない。ビオ(BIO)ってbiologiqueだから、有機のはずなんだけど、お役所仕事。
ビオワインとオーガニックワインとの違いは月齢を考慮するかどうかだと思っており、ビオワインは信じているのでこのバイオタイド理論も興味深い。ただし、オーガニックは現実的ではないと思っている。
さて、本書は1984年に出版された月の魔力の増補版。
バイオタイド理論
・月の引力が体内水分を直接引っ張る
地球の地表は80%が海であるように、人間の体の80%が水分である。
月の引力によって、潮の満ち引きがあるように、人間にも影響を与えている。
体内の水分は、血液に含まれる管内液、細胞に水分を与える細胞外液、細胞に含まれる細胞内液がありこの三部分を自由に移動する。
体内の水分が多くなり過ぎると、組織が緊張、膨張し神経が興奮してくる。
月の引力が水分のバランスを崩すと、緊張が生じ癇癪を起こしやすくなる。
・電磁場に現われた変化を何らかの手段で神経組織が感知する
-月の磁場が地球磁場に直接及ぼす規則的な影響
-月が天気に影響を及ぼすと地球の電磁場も変化するというような間接的な影響
月は地球の気象に影響を与え、気象変化は電磁場変化を起こし、電磁場の変化は動物行動も変化させる
松果腺
→脳にあり、睡眠のパターンを調節するメラトニンを作っている
→引力感受器官
→デカルトがいうところの動物精気かガッサンデイの精気概念か
→「精神は動物精気の松果腺に対する衝突を拘束と感じ、精神は能動的に動物精
気に干渉して運動方向を変え、それによって身体の運動を引き起こす。」
理論科学的には全否定されてるらしいが
体内の塩分濃度が古代の海の塩分濃度と同じなので
塩梅もこれに従え説を信じているので、このバイオタイド理論も興味深い。