人間は脳の3%くらいしか使っていないというのは根拠がない。
脳は同じ刺激だと学習しない。
一方、脳は知らないことは認識しない。
つまり、抽象度を高めて世界を認識し、思考することによってのみ新しい知識を得ることができる。
三つの物差しを捨てよう。
・周囲にいる他人→ドリームキラー
・社会の価値観
・仮想の自分
ホメオスタシスの同調はフェロモンが原因という説がある。
二人以上が一緒にいると生体の環境とのフィードバック状態が同じフィードバックサイクルになる。
このことによって、呼吸やまばたきが一致する。
わざと相手に同調しょうとしなくてもひとつの臨場感を共有するだけで、同調する。
つまり、情報空間としての臨場感空間を支配したものが勝つ。
相手を無意識的に説得する。
・言葉を使った説得→ファクトの有効な提示→効果的なプレゼン
・言葉を使わない説得→相手の価値基準自体を変える→相手に今までと違う色眼鏡をかけさせる
→自ら作り上げたイメージの世界に相手が強烈な臨場感を持つように誘導する。この結果強いラポールを形成して、その疑似的な圧倒的な信頼感を利用し、相手の内部表現を書き換え、それを操作することで、相手が指定された内部表現状態に合わせて自律的に行動するように仕向ける。
→たとえば、プラシーボ効果
相手を動かす概念
・変性意識→臨場感を感じている世界が物理的な現実世界ではなく仮想世界にあること
→深い変性意識状態をトランスという
→思考は中小空間なので、常に変性意識状態
→ラポール(臨場感空間を共有する人たちの間に生まれる独自の親近感)が起こる→ストックホルム症候群
・内部表現→見ている世界そのもの
→自分自身のイメージさえ自由にコントロールすることができれば、何もしなくても相手の世界に割り込み、影響を与えることができる。
情報空間を支配するテクニック
情報空間の支配者になると相手は思い通りに動く。
・リラックスさせる。→相手と同調し、相手に臨場感を感じさせる。
・Rゆらぎ→本人が臨場感を感じている現実世界をゆるがす→ページング、ミラーリング
・モーダルチャネル(五感プラス言語、情報の入り口)を変える
→たとえば、すわっている椅子の感触を言葉にしてもらうと、五感で感じていた無意識を言語で認識する
相手の考え方を支配するテクニック
Rゆらぎで情報空間を支配し、相手の内部表現を書き換えて、相手の価値基準を変える
・カタレプシー→たとえは、名刺交換の際に、相手が名刺をとろうとした瞬間、一瞬だけちょっと名刺を引く
→この瞬間にメッセージを送ると、相手の内部表現にメッセージが書き込まれる。
人は重要なものしか見えない
人は見る準備をしているものしか見えない
一つの情報に集中してしまうと、他の情報が見えなくなる。
創造的無意識
その無意識にあるセルフイメージと現実を調和させるように働く。
これが精神空間におけるホメオスタシス
アファメーションを使ってエフィカシーを高めることで、
無意識の中のセルフイメージを変えることができる。
あとは創造的無意識が働き、より高いレベルの人生を歩むことができる。