著者略歴が作家になっていた。
ラウンド1なんだな。つまり、続編も期待できそう。
「時は今!」、ラッシャー木村の「こんばんわ」からはじまる。これがバーリ・トゥードの伏せん。
意味と意図が正反対な場合、AIにとって「意図を特定するための手掛かりが言葉そのままの意味の中にない」
「バーリ・トゥード」を知っているかどうかがわからない相手に「配慮」しつつ「適切な」条件の設定が難しい。
・相手が「バーリ・トゥード」を知っているか
・相手が「バーリ・トゥード」を知っていることを私が知っているか
・相手が「バーリ・トゥード」を知っていることを私が知っていることを相手が知っているか
・相手が「バーリ・トゥード」を知っていることを私が知っていることを相手が知っていることを私がしている
ちなみに「バーリトゥード」はポルトガル語で「何でもあり」であり、ブラジルの格闘技の名前。
サンタクロースが存在しない前提だと「恋人はサンタクロース」は間違いとなるが、恋人が存在しないと間違いではなくなる。
※「宇宙人の言語は地球人の言語とあまり変わらない」とまたまたチャムスキー
主語が大きい→過剰一般化につながる(みんなとか全員)
主語のカバーする範囲が広いだけでなく、述語が意味するものが「性質」か「状態」かによって、主語のカバーする範囲が変わる。
述語が「恒常的な性質」を表すとき、主語の裸名詞はそれが記述する属性を持つもの一般を表すことが可能だが、述語が「一時的な状態」を表すときはそうではない。
前提を使った誘導尋問
→「相手に認めさせたいことを直接訪ねるのではなく、前提としてひっこめる」という形をとる
→「ナントカなのはナントカですか」という分裂文の形にした質問にし、相手に認めさせたい内容を「ナントカ」の部分、
つまり、前提を担う部分に詰め込むという方法を採っている。
「あなだが現場近くを車で通りかかったのは、〇月×日ですか」に対して
「いいえ」と答えた場合は、「あなだが現場近くを車で通りかかった」を事実と認めたことになり、
「分かりません/覚えていません」と答えた場合は、
「あなだが現場近くを車で通りかかったのは、〇月×日かどうか分かりません/覚えていません」と言っていることになり、
「あなだが現場近くを車で通りかかった」を事実と認めたことになる。
質問が「また会ってくれる?」より「今度いつ会う?」の方が断りにくい。
ビジネス書に「なぜ〇〇は××なのか」というタイトルが多いのは、「なぜ~か」という構文に埋め込んで「前提」として提示されると、あたかも多くの人に受け入れられている一般常識であるかのように見えてしまう。
カギカッコには、強調以外に、「ほのめかし(文字通りではない特別な意味)」という使われ方があり、読む人によってはウザとなる。
文末の「・・・」、三点リーダー
「文字越しに表情を出す」ための苦肉の策だが、「私ははっきり言いたくないので言いませんが、あなたも社会人なんだから、私が何を言いたいか、だいたい分かりますよね?いやいや、何が何でも正しく察せよとか言っているわけではないんですよ?そもそもあなたの理解が正しいか間違っているかに関して、こっちは何も言いませんからね?だって、後からこっちが責任とることになったら面倒じゃないですか。あなたが私の言いたいことを勝手に解釈して行動して失敗したら、こっちは即座にハシゴ外しますんで、そこんとこ4649」
ということにムカつく人がいるらしい。
※(笑)の簡略版としてwを2ちゃんねる発祥する説に対して、2ちゃんのFF11スレッドでゲーム内で発生したことがテンプレとして張り付けられたからという説に禿同。なお、当初、日本語を母国語としないプレイヤはLOLを使っていたが、次第にwを使うようになっていった。また、「おk」ではなく「ノ」もしくは"k"が用いられていた。ともキーボードの配列が同じなのと、「ノ」は手を挙げて賛成している感があり、好まれた。
www(wが連なった様子)を「草が生えている」と形容されるようになり、「草生える」→「草」が笑いの代名詞なった。
※このあたりのチャット言語史は興味がある