akon2.00βのよっぱらいの戯言

色しょく是食、食しょく是色

謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア

 

1905年 植民地化されイギリス領ソマリランド

1960年 ソマリランド国として独立。5日後

同年 イタリア信託統治ソマリアと統合してソマリア共和国発足

南部出身者が主導権を掌握し、南部優遇の経済政策などを推し進めた。

1988年 北部地域でイサック主体のソマリ国民運動が蜂起

1991年 大統領モハメド・シアド・バーレを国外追放。ソマリランド共和国を発足

 

ヒル・リヤレ・カヒン(Daahir Riyaale Kaahin)

ソマリランド共和国 第3代大統領

 

ソマリランド独立の英雄 イブラヒム・メガーグ・サマター

城西国際大学で経済学を教えている。

 

アリ・マフディ・ムハンマド(Cali Mahdi Maxamed)

ソマリア第3代大統領モハメド・シアド・バーレを武力で追放し、1991年1月に大統領就任。ただし実質的な権限はほとんどなかった。

 

1990年に統一ソマリ会議幹部のイスマエル・ジュマレ・オッソブレが死去すると、アリ・マフディ・ムハンマドとモハメッド・ファッラ・アイディードは対立した。

 

対立の原因には、ハウィエの出身支族が異なること(アリはアブガル支族、アイディードはハバル・ギディル支族)や立場の違い(事務畑のアリと軍事畑のアイディード)があった。

 

1996年、モハメッド・ファッラ・アイディード死亡。

 

アイディード三男のフセイン・ファラ・アイディードは、16歳の時に母親と共にアメリカに移住していた。彼はアメリ海兵隊に入隊し、アメリカに帰化していた。アメリカがソマリアに侵攻した際にはアメリカの海兵隊の通訳として参戦。

父アイディードの大統領就任宣言に合わせてソマリアに帰国。父の死後にSNA及びソマリア大統領の地位を継いだ。

 

ソマリア

北部にソマリランド→イサック

北東部にプントランド→ダロッド

南部ソマリア→ハウィエ

 

エチオピアは海岸部がエリトリアとして分離独立したため、海がなく、ソマリランドのベルベラ港がエチオピアにとって重要な貿易拠点。ここでの関税がソマリランドの最大の財源

 

プントランド

ソマリアとイエメンの間のアデン湾で、海賊が出没し、外国船を誘拐しては身代金を得ている。

プントランドは、海賊を取り締まるのではなく、むしろ逆に海賊と被害者国家の間に入って事件を解決し、手数料を抜いている(身代金の一部を貰う)という国家。

プントランドソマリランドと同様に独立国家の体裁を取りつつも、ソマリアの一部である。

 

海賊行為を実地取材した場合の収支見積もり

・身代金 1億円

・経費 5800万円

 

魚が獲れなくなったから海賊になったのではなく対岸のイエメンで魚が獲れなくなってイエメンの船がソマリランドの領域を荒らしている。

 

ソマリランドの観光名所

・ラス・ゲールの洞窟壁画

・ガアン・リベ(ライオンの手)

・シェイフ

・サイードの砦跡

・シンビリスの山頂

・テーディモ→ソマリ人の生まれた土地。日本の女王の墓があり、イサック族のハバル・ユニスは日本人の子孫。

ソマリ人の祖先は伝説によれば、預言者ムハンマドの一族で、

アラビア半島から紅海を渡ってきて、西のハルゲイサや南のモガディショに散っていった。

 

英語のtribe(部族)は定義があいまいで差別用語でもあるので、ethnic group(民族)を用いる。

一方、同じ言語と文化を共有する民族の中にグループが存在することがある。

Clan(氏族)と呼ばれ、同じ先祖を共有する(あるいはそのように信じている)血縁集団と定義されている。

 

ソマリの掟(ヘール)のひとつビリ・マ・ゲイト

殺してはいけない者のリスト

女性、子供、老人、客、傷病者、宗教上指導者、共同体の指導者、和平の使節、捕虜。

 

へサーブ→手打ち、精算

理由や原因ではなく、何人殺されたかという数で精算する(ディヤ=賠償金を払う)。

ソマリランドはイギリスによる間接統治だったので、氏族の長老の権威が残っており、へサーブによる手打ちができた。

南部はイタリアが氏族の仕組みを破壊したため、長老の権威がなくなってしまった。

 

国際的に独立国家として認められると、さまざまな援助が入ってくる。

それに伴って汚職や癒着が始まり、諍いが起こる。

独立国家として認められていないソマリランドには何も援助が入ってこない。

援助という旨みもなく、元々豊かな土地でもなく、資源もない。

ソマリランドには利権が全く無いので、それが結果として平和に繋がっている。

 

海外からの家族・親戚からの仕送りで暮らしている。

ソマリランドに限らずソマリア人というのは氏族・血縁の強い絆があり、海外に出た人たちがソマリランドの人たちに仕送りをする。

 

ブータンの収入源は観光と国際支援

 

ソマリランドの大統領は少数氏族から選出されている。

 

やり返されない相手には何をしてもいい=やり返される相手には攻撃しない

 

ガルカイヨの町の北半分はプントランド領で、南はガルムドゥッグ国

 

 

政府がないのでライフラインは氏族が経営している。

どのウォーロード(軍閥)もライフラインなしには戦争できないので攻撃はしなかった。

 

「預」と「予」は同一の漢字の異体字なので、「預言者」と「予言者」を意味的に区別する理由はない。

 

ソマリアは危険、難民は悲惨という報道をすれば、記者は評価される。

 

戦場で犬は死体を食ってきた。イスラムでは犬を不浄の動物とするのは、最後の審判を待つために、遺体を焼いたり損傷したりする行為がイスラムでは許さないため。

 

 

主な氏族

・ダロッド

アウータブル (Awrtable) , デュルバハンテ (Dhulbahante), ジドワク (Jidwaq) , リールケース (Leelkase) , マジェルテーン, マレハン (Marehan) , オガデン (Ogaden) , ワルサンガリ (Warsangali) .

・ディル (Dir)

アキショ (Akisho) , ビヨマール (Biyomaal) , ガードサン (Gaadsan) , ガダブウルシ (Gadabuursi) , イッサ族 (Issa)  (Ciise).

・ハウィエ

アブガール (Abgaal) , アジュラン (Ajuran) , バーディカッデ (Baadicadde) , デゴディア (Degodia) , ドゥドゥブル (Duduble) , ガールジェセル (Gaaljecel) , ガッレ (Garre) , ハバー・ギディル (Habar Gidir) , ハワドレ (Hawadle) , ミュルレ (Murule) ,  (Murusade) , シークハール (Sheekhaal)  (Sheikhal)(ただしシークハールの中には自らをハウィエ氏族でないという者もいる[要出典],  (Silcis) , ワダラーン (Wadalaan) , シャクール (Xaskul) .

・イサック→ソマリランド

アラプ (Arap) , アヨウプ (Ayoup) , ガーハジス (Garhajis)  (ガーハジスはさらにエダガル (Eidagale) とハバー・ヨーニス (Habar Yoonis) に分かれる), ハバー・アワル (Habar Awal) , ハバー・ジェクロ (Habar Jeclo) .

・ラハンウェイン (Rahanweyn)

ディジル Digil: ダバレ (Dabare) , ガッレ (Garre) .

ミリフレ Mirifle: ハダメ (Hadame) , レイサン (Leysan) .

・少数氏族

アシュラーフ (Ashraaf) , ミドガン (Midgan) , リーロー・シャサーン (Reerow-Xassan) , シークハール (Sheekhaal) (ハウィエ氏族でないとすれば), イビル (Yibir) .

 

 

内戦が続く南部ソマリア

暫定政権とアルシャバーブ(イスラム国のような過激派)との戦いが続いている。

そんな内戦状態にも関わらず、都会である。

 

サウジ家という単なる一家族が国見を支配していることをイスラム的に説明できない。

 

内戦とかトラブルを起こせばカネは外から送られてくる。

 

二回の内戦ではディヤ(賠償金)の支払いがない。

前例があれば前例に従い、前例がなければ話し合って解決法を探る。

 

殺人の血糊は分娩の羊水で洗い流す

 

血縁とは契約

 

ソマリ

・旧イギリス領ソマリランド

・旧イタリア領ソマリア

ジブチ

ケニアのソマリ人地区

エチオピアのオガデン(ソマリ人居住区)

 

ファディク・ディリル→屁理屈議論

 

北部が内戦を終結させた理由

ソマリランドはイギリスによる間接統治だったので、氏族の長老の権威が残っており、へサーブによる手打ちができた。

ソマリランドの人間は戦争が好きなので、戦争のやめ方を知っている。

・北部は貧しく奪い合う利権がない。

 

政治家が政治家を監視するのではなく、氏族の長老が政治家を監視する。

 

ディアスポラ

→元の国家や民族の居住地を離れて暮らす国民や民族の集団ないしコミュニティ

 

ダハブシル→国際送金会社

大黒屋がウェスタン・ユニオン銀行の日本の代理店