akon2.00βのよっぱらいの戯言

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Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法

 

52の思考の道具箱

 

・考えるより、行動しよう──「思考の飽和点」に達する前に始める

何を描きたいかは、描き始めないとわからない。


・なんでも柔軟に修正しよう──完璧な条件設定が存在しないわけ
重要なのは「スタート」ではなく、「修正技術」

 

・大事な決断をするときは、十分な選択肢を検討しよう──最初に「全体図」を把握する

秘書問題

前提

100名の応募がきたとする
一人の秘書を雇うこととする
一人一人面接をし、面接の直後に採用か不採用かを決めなければいけない(順番はランダム)
解法

最初の「37人」は、面接をしても全員不採用にする。
その「37人」の中で、最も優秀なレベルの女性(A)を選ぶ。
その後も面接を続けて、Aを上回った最初の応募者を採用する。

 

37=100÷数学定数e(=2.718=ネイピア数=自然対数の底)


・支払いを先にしよう──わざと「心の錯覚」を起こす

メンタルアカウンティング(心の会計)

たとえば同じお金でも、「道ばたで拾った100ユーロ札(1万円札)」なら「働いて稼いだお金」より、気楽に無造作に使うことができる。
心が穏やかでいられるように、わざと自分を錯覚させるのだ。

 

心理学には、支払いを先にすませてあとから消費を行う「プレコミットメント」という手法がある。支出の痛手を少しでも減らすための、メンタルアカウンティングの一種である。

 

失った時間とお金は取り戻せないが、起きた出来事の解釈の仕方を変えることはできる。

 

・簡単に頼みごとに応じるのはやめよう──小さな親切に潜む大きな罠

互恵的利他主義→仲間に何かを与える事で、何かを分け与えてもらえる考え方

-誰かから好意を受けるとその人にお返しをする義務があるように感じてしまい、その人の頼みを断れなくなってしまう

-つい頼みに応じてしまい、自分でその理由を勝手に並べ、「自分の大切な時間」を無駄に過ごしてしているのに気づけなくなってしまう

 

・戦略的に「頑固」になろう──「宣誓」することの強さを知る

誓約→自分で誓いを立てる

状況に応じて柔軟に対応することは大事だが、重要なことがらに対しては、「柔軟性」は有利にではなく、むしろ不利に働く。

柔軟に対応することが不利な理由

-状況に応じて何度も決断をくり返すと、判断力が鈍る
-「評価」が確立される

 

・必要なテクノロジー以外は持たない──それは時間の短縮か? 浪費か?
・幸せを台無しにするような要因を取り除こう──問題を避けて手に入れる豊かさ
・謙虚さを心がけよう──あなたの成功は自ら手に入れたものではない
・自分の感情に従うのはやめよう──自分の気持ちから距離を置く方法

 

・本音を出し過ぎないようにしょう──あなたにも「外交官」が必要なわけ

-自分のことを本当にわかっているは言えない

-自分を滑稽にみせるだけ

-外側との境界のない生物は長く生きられない。

 

・ものごとを全体的にとらえよう──特定の要素だけを過大評価しない

フォーカシング・イリュージョン

人生における「特定の要素」だけに意識を集中させると、その要素が人生に与える影響を大きく見積もりすぎてしまう。

 

・買い物は控えめにしよう──「モノ」より「経験」にお金を使ったほうがいい理由

「モノ」の喜びは消えるが、「経験」の喜びは残る。


・貯蓄をしょう──経済的な自立を維持する

お金との上手な付き合い方「4つのルール」
-ある程度の貯金をしておくこと。
-所得額や資産額のわずかな変動にいちいち反応しないこと。

-裕福な人と自分を比較しないこと。

-大金持ちだとしても、生活は質素にすること。

 

・自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう──「能力の輪」をつくる

-自分の能力の輪を知り、その中にとどまる。
-能力の輪は時間と執着でつくりあげる。

 

・静かな生活を大事にしよう──冒険好きな人より、退屈な人のほうが成功する

 

・天職を追い求めるのはやめよう──できることを仕事にする。

 

・SNSの評価から離れよう──自分の中にある基準を見つける

 

・自分と波長の合う相手を選ぼう──自分は変えられても、他人は変えられない

 

・目標を立てよう──人生には「大きな意義」と「小さな意義」がある

幸福度は「目標を達成できたかどうか」で決まる。

 

・思い出づくりよりも、いまを大切にしよう──人生はアルバムとは違うわけ

ピーク・エンドの法則→ピークと終わりだけ記憶に残る

 

・「現在」を楽しもう──「経験」は「記憶」よりも価値がある

 

・本当の自分を知ろう──あなたの「自分像」が間違っている理由

 

・死よりも、人生について考えよう──人生最後のときに思いをめぐらせても意味がない理由

脳は継続した時間を判断できない

 

・楽しさとやりがいの両方を目指そう──快楽の要素と意義の要素

「快楽の要素」は直接的な楽しみであり、「意義の要素」はその瞬間に異議を感じる感情

 

・自分のポリシーをつらぬこう──「尊厳の輪」をつくる

「そうでなくとも」
旧約聖書からくる「全面的なコミットメント」を表す表現

https://poochan161.net/?p=2881

 

・そそられるオファーが来たときの判断を誤らない──「尊厳の輪」をつくる その3

-妥協できない、個人的な優先事項や主義の明確な領域を、「尊厳の輪」と呼んでいる。
-尊厳の輪の主義主張は筋道だった論理は必要ない。
-尊厳の輪は小さいままにする。

→輪の中に入れるものが多ければ矛盾が生じやすくなる。

→輪の中に入れるものが少なければ、自分の信念に対してきちんと責任を持ち、守りやすくなる。

 

・不要な心配ごとを避けよう──不安のスイッチをオフにする方法

不安に対する三つの具体的な対処法

-「私の心配事メモ」というタイトルをつけたメモ帳を一冊用意しよう。そして、あなたが心配事のために、使う時間を決めておく。

そうするとあなたはいつも自分が同じ心配ごとに、悩まされているとわかってくるはずだ。

そしてそれについて集中して考えるようにすれば、たいていの心配ごとは消えて無くなっていく。

-「保険」をかけよう。
保険の有効期間は心配ごとを減らせるという点にある。

-「仕事」に精神を集中させよう。
仕事は、心配ごとから気をそらす最良のセラピーになる。

 


・性急に意見を述べるのはやめよう──意見がないほうが人生がよくなる理由

・「精神的な砦」を持とう──運命の女神の輪

「つらい状況を乗り切る」ための四つのアドバイス

-運命の存在を受け入れること。

-あなたが所有しているものも、大事にしているものも、愛しているものも、すべては永遠でないと理解しておくこと。

-あなたの人生にはよいことのほうが多く、よいことにも負の要素は、つきものだったことを忘れないこと。

-あなたの思考や、思考の道具や、不運や損失や状況の悪化に対する、精神的な対処法だけは誰もあなたから取り上げられない

 

・嫉妬を上手にコントロールしよう──自分を他人と比較しない

・解決よりも、予防をしよう──賢明さとは「予防措置」をほどこすこと

人生の困難は「解決する」より「避ける」ほうが早い。

賢明さの定義は、困難に対して予防的措置をほどこすこと。

 

・世界で起きている出来事に責任を感じるのは止めよう──世の中の惨事を自分なりに処理する方法

・注意の向け方を考えよう──もっとも重要な資源との付き合い方

どこに注意を向けるか(フォーカス)が重要

①新しいものと重要なものを混同しない。

②無料のものを避ける。

③マルチメディアからはできるだけ距離を置いたほうがいい。

→情報は文字で手に入れるのが1番いい。

④注意を分散させない。

⑤弱者ではく、強者になろう。 

 

・読書の仕方を変えてみよう──読書効果を最大限に引き出す方法

「読書効果」を最大限に引き出す四つの方法

-「二度、深く本を読む」

-ミステリーやスリラーは読書カードの対象外

-自分の読書カードのマス目の数は自分で決めよう。

-あなたがまだ若く自主的に読書を始めてからまだあまり月日が経っていない場合には
できるだけ多くの本を読むべきだ。

 

・自分の頭で考えよう──イデオロギーは避けたほうがいい理由

知識の錯覚

→きちんと説明しょうとしてはじめて、自分たちの知識が不完全なことに気づく。

-自分の意見は、周りの影響のもとにできている。

-「反論の余地のないもの」には注意する

-自分の頭で考え、自分の言葉で話そう

 

・「心の引き算」をしよう──自分の幸せに気づくための戦略

まだ持っていないものについて考えるよりもいま持っているものを持てていなかった場合どのくらい困っていたかについて考えたほうがいい。

 

・形だけを模倣するのはやめよう──カーゴ・カルトの犠牲にならない

カーゴ・カルト→積荷信仰

 

・組織に属さない人たちと交流を持とう──組織外の友人がもたらしてくれるもの

 

・期待を管理しよう──期待は少ないほうが幸せになれる

まず、何かをしようとするときには「必然」と「願望」と「期待」を区別、

次に、「期待」を0から10の間で評価する。

最後に、自分が評価した点から「2点」を差し引きその数値を頭の中に定着させる。

 

・本当に価値のあるものを見きわめよう──あらゆるものの90パーセントは無駄である

スタージョンの法則

アメリカのSF作家のシオドア・スタージョンSF小説の90%はクズだという文芸評論家の批判に対して「確かにそのとおりだ。だがあらゆる出版物の90%はクズだ。ジャンルなんて関係ない」と答えた。

 

・自分を重要視しすぎないようにしよう──謙虚であることの利点
自分を重要視する度合いは低い方がいい

-余計な労力が必要になる。

-自己奉仕バイアスに陥りやすくなる。

→自信過剰になると、判断ミスを犯しやすくなる。

-敵を作る

 

・自分の人生に集中しよう──誰かを「偉人」に仕立てあげるべきではない理由
・内なる成功を目指そう──物質的な成功より内面の充実のほうが大事なわけ

 

52の道具箱

考えるより、行動しよう
なんでも柔軟に修正しよう
大事な決断をするときは、十分な選択肢を検討しよう
支払いを先にしよう
簡単に頼みごとに応じるのはやめよう
戦略的に「頑固」になろう
好ましくない現実こそ受け入れよう
必要なテクノロジー以外は持たない
幸せを台無しにするような要因を取り除こう
謙虚さを心がけよう
自分の感情に従うのはやめよう
本音を出しすぎないようにしよう
ものごとを全体的にとらえよう
買い物は控えめにしよう
貯蓄をしよう
自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう
静かな生活を大事にしよう
天職を追い求めるのはやめよう
SNSの評価から離れよう
自分と波長の合う相手を選ぼう
目標を立てよう
思い出づくりよりも、いまを大切にしよう
「現在」を楽しもう
本当の自分を知ろう
死よりも人生について考えよう
楽しさとやりがいの両方を目指そう
自分のポリシーをつらぬこう
自分を守ろう
そそられるオファーが来たときの判断を誤らない
不要な心配事を避けよう
性急に意見を述べるのはやめよう
「精神的な砦」を持とう
嫉妬を上手にコントロールしよう
解決よりも、予防をしよう
世界で起きている出来事に責任を感じるのはやめよう
注意の向けかたを考えよう
読書の仕方を変えてみよう
自分の頭で考えよう
「心の引き算」をしよう
相手の立場になって考えよう
自己憐憫に浸るのはやめよう
世界の不公平さを受け入れよう
形だけを模倣するのはやめよう
専門分野を持とう
軍拡競争に気をつけよう
組織に属さない人たちと交流を持とう
期待を管理しよう
本当に価値のあるものを見きわめよう
自分を重要視しすぎないようにしよう
世界を変えられるという幻想を捨てよう
自分の人生に集中しよう
内なる成功を目指そう