ザ・メソッド=システムデザイン+プロジェクトデザイン
→ただし、シナジーについては言及されていない。
出版社の解説に
「本書は、システムとプロジェクトのデザインに構造工学のアプローチを取り入れる方法を説明します。」
とのことだが、
構造性能、つまり、構造物の安定性、強度、および剛性についてまったく言及はなく、
ただのソフトウェア工学的アプローチであり、つまり工学的でもない。
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798166834
機能別分解思考(ドメイン別分解もいけない)から変動性抽出方法へのシフトについて言及している。
ロバストネス分析で十分な気もする。
「付録C デザイン標準」、「3.6.5 デザインの「べからず」集」(p.77-p.80)もよい。
デザイン標準
最高鉄則
要件に合わせてデザインしてはならない
鉄則
機能別分解をしてはいけない
変動制に基づいて分解せよ
組み立てられるデザインを提供せよ
機能とはいつでもどこでも実装の問題ではなくインテグレーションの問題である。
反復的にデザインし、段階的に構築せよ
システムを構築するプロジェクトをデザインせよ
スケジュール、コスト、リスクのさじ加減が異なる実現性のあるプロジェクトデザイン案を複数用意して、
知識に基づいて判断が下されるように道筋をつけよ
プロジェクトはクリティカルパスに沿って構築せよ
プロジェクトの期間全体を通じて予定通りに作業を進めよ