akon2.00βのよっぱらいの戯言

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思考のトラップ

 

原題は“You are not smart”

 

認知バイアス

ヒューリスティック

・論理的誤謬

 

✕人は合理的・論理的に考えており、世界をあるがままに見ている。

〇人は騙されている。正気でいられるのはそのおかげ

 

1.プライミング効果

✕自分が何かの影響を受けているときはそれとわかるし、そのために自分の行動がどう変わったかもわかる。

〇人は意識化に形成される観念から常に影響を受けていて、しかも自分ではそれに気づいていない。

 

2.作話
✕自分で自分に嘘をついているときはそれとわかる

〇自分がなぜそうしたのか、わかっていない。その理由を説明するために、物語を創り出し、それに自分が気が付かない。

 

3.確証バイアス
✕意見は何年間も合理的で客観的な分析を重ねた結果

〇意見は何年間も自分の見方を裏付ける情報に注目し、あらかじめ持っていた考えに反する情報を無視してきた成果

 

4.あと知恵バイアス
✕新しいことを学んだあとは、それ以前の自分がいかに無知だったかを覚えている。

〇いま学んだことばかり振り返って、ずっと前から知っていたと思い込む

 

5.テキサスの名射手の誤謬
✕因果関係を考えるときは、偶然の可能性を考慮している。

〇偶然の可能性を無視しがち

 

6.先延ばし→現在バイアス
✕先延ばしにするのは怠け者だからであり、自分の時間をうまく管理できてないから

〇先延ばしにするのは、衝動に対する抵抗力が弱いからであり、自分が何を考えているか考えることができないから。

 

メタコグニション

双曲割引

 

7.正常性バイアス
✕災害が襲ってくると、闘争-逃避本能が発動して、パニックになる

〇危機に直面すると、人は異常に平静になり、なにも危険はないというふりをする。

 

懐疑反射

 

8.内観(の錯覚)

✕なぜそれが好きで、なぜそんな風に感じるのか自分でわかっている。

〇なぜそんな風に感じるのか、わかっていないので、適当な理由をでっちあげる。

 

9.利用可能性ヒューリスティック

✕多くの実例から集めた統計や事実に基づいて、世界の仕組みを理解できるようになった

〇ひとつの実例が見つかっただけでありふれたものだと思い込み、逆に一度も見たことのないものはその存在を信じない。


10.傍観者効果
✕人が目の前で傷ついていたら、誰もが助けに駆けつける。

〇周りで見ている人が多ければ多いほど、誰も助けに行こうとしない。

 

透明性の錯覚

多元的無知

 

11.ダニング=クルーガー効果
✕どんな状況でも、自分がどれぐらい対処できるかは予想がつく

〇自分の能力がどの程度か、また複雑な問題のむずかしさがどれくらいか、たいていの人に正しく評価できない。

 

12.アポフェニア

✕偶然のなかには、あまりにできすぎていて、意味があるとしか思えないものもある。

〇偶然は生きていればかならず出くわすもので、できすぎと思えるぐぅぜでもそれは同じである。意味があるとしたら、それは人の心が与えるからだ。

 


13.ブランド忠誠心
✕自分がいま持っていないものに比べて、持っているもののほうを好ましいと思うのは、そもそも買うときに合理的な選択をしたからである。

〇自分の持っているものを好ましいと思うのは、自己意識を守るために過去の選択を合理化しているから

 

授かり効果

埋没費用の誤謬

選択支持バイアス

 

14.権威に訴える論証

✕情報は正しいかどうかが問題であり、だれから聞いたかはさほど重要ではない

〇情報を伝えた人の地位や肩書は、その情報を人がどう受け取るかに大いに影響する。

 

15.無恥に訴える論証

✕説明できないことに出くわしたら、まず証明可能な部分に注目する。

〇説明できないことに出くわしたら、奇妙な説明を受け入れてしまう。

 

 

16.藁人形論法
✕議論の際に、人は事実を重視する。

〇議論の際に、腹が立ってくると相手の立場をねじ曲げたくなる。

 

17.人身攻撃の誤謬
✕ある人を信用できない場合、その人の意見は無視する方がよい。

〇ある人が言っていることと、その人がなぜそういうのかということは、別々に分けて判断したほうが良い

 

18.公正世界仮説

✕人生というゲームに負けているのは、負けて当然のことをしているから

〇幸運に恵まれるのは、その人にその資格があるかどうかは関係ない。

 

19.公共財供給ゲーム

✕規制などなくても、みんなが幸福になる社会は生み出せる。

〇規制がなければ、経済システムは破綻する。

 

20.最後通帳ゲーム

✕提案を受け入れるか拒否するか、人は理屈で選択する。

〇交渉事はメンツに基づいて決断を下す。

 

21.主観的評価
✕あいまいな話には懐疑的である。

〇あいまいな話を信じがちである。

 

ファアラー効果

 

22.カルトの洗脳
✕まともな人ならカルトに入信しない

〇カルトに入信しているのは普通の人たち

 

23.集団思考

✕複数の人が集まって話し合った方が問題は解決しやすくなる。

〇同意したい、対決を避けたいという欲求のために、話はなかなか進まない。

 

24.超正常刺激
欲求を、必要以上に満たすモノを正常と感じてしまう。

必要最低限を意識する。腹八分目。

 

25.感情ヒューリスティック
✕どんな危険があり、どんな得があるのかを人は計算し、つねに利益が最大になり、損失が最小になるように選択する。

〇人は良し悪しを感情に頼って決め、得になることは過大に評価し、第一印象に固執しやすい。

 

26.ダンバー数

✕頭の中には住所録のようなものがあって、これまで知り合ったすべての人の名前と顔が記録されている。

〇人ある時点で関係を維持し、連絡を取り続けられる人の数は、せいぜい150名程度である。

 

27.魂を売る(セルアウト)

✕大量消費と資本主義はどちらも企業と広告によって維持されている。

〇大量消費も資本主義も、消費者のステータス競争がその原動力

 

28.自己奉仕バイアス

✕人は過去の成功と失敗によって自分を評価する

〇失敗は言い訳し、成功は大きく見積もり、人は自分を実際以上に知的で有能と評価する。

 

優越の錯覚

 

29.スポットライト効果
✕周囲に人がいるとき、人は自分の容姿や行動がすべてみんなに見られていると感じる。

〇とくに目立つようなことをしないかぎり、人はこっちのことなどろくにみていない。

 

30.第三者効果
✕自分の意見や洗濯は経験と事実に基づいていると思う一方で、意見が異なる人々については、信用できない情報源のうわさやプロパガンダにだまされていると思う。

〇自分と意見が異なるのはだまされやすいお人よし、自分自身はそんな人よりずっとだまされにくいと思っている。しかし、本当はそうではない。

 

何かの意見や情報が、どこかの誰かに悪影響を及ぼしてしまうと考える。ただし自分は大丈夫と思ってしまう。

引用 ”人は第三者効果に騙されて、検閲を認めても良いという気になったりする。”

冷静に考えよう。 その一歩はいつか自分に届くのでは?

 

31.カタルシス
✕ガス抜きはストレスを緩和するよう方法で、八つ当たりするのを防いでくれる。

〇ガス抜きをくりかえすと攻撃的な行動が強化される。

 

32.誤情報効果

✕記憶は録音のように再生できる。

〇思い出すたびごとにそのとき手元にある情報をもとに記憶は再構成される。そのため現在の影響をきわめて受けやすい。

 

33.同調
✕自分は強い意志を持った個人だから強制されない限り大勢に同調しない。

〇ちょっとした権威や社会的圧力があれば人を従わせるのは簡単だ。同調は生存本能だから。

 

34.消去抵抗(バースト)
✕悪い習慣をやめるとその習慣の力は徐々に弱まっていき、しまいにはすっかり消えてしまう。

〇なにかをいきなりやめようとすると、脳がそのたびに頑強に抵抗して、習慣を戻そうとする。

 

35.社会的手抜き→リンゲルマン効果
✕ひとりでやるより協同でやるときのほうが、人は熱心に仕事をし、良い仕事ができる。

〇集団の一員になると人は手を抜く。

 

 

評価懸念

 

36.透明性の錯覚

✕感情が高ぶっているときは、はたから見ても何を考え、感じているかわかる。

〇主観的体験は外からは観察できない。心中の考えや感情は人が思うほど外に伝わっていない。

 

37.学習性無力感
✕苦しい状況に置かれると、逃れようとする

〇苦しい状況に置かれると、あきらめて受け入れてしまう

 

38.身体化された認知
✕人や物事に対する意見は、客観的な評価に基づいて形成される。

〇人は自分の身体的な経験を言葉に翻訳し、その言葉を信じる。

 

39.アンカー効果
✕何かを選択するときやその価値を判断するとき、あらゆる条件を合理的に分析する。

〇第一印象は長く心に残っていて、その後の認識や判断に影響する。

 

40.注意
✕目の前で起こっていることはすべて見ていて、すべての情報を記憶している。

〇目から入ってくる全情報のごく一部しか気が付いていない。意識によって処理され、記憶される情報はさらに少ない。→不注意盲

 

トンネル視野

変化盲

 

 

41.セルフ・ハンディキャッピング
✕なにをするでも、人は成功のために努力する

〇自尊心を守るために、しばしば失敗の条件をあらかじめ用意しておく

 

42.自己成就予言
✕人の力では自分の未来を予測することはできない

〇人間の行動に依存することであれば、起きると信じているだけで起こせる場合もある。

 

ステレオタイプ脅威

 

43.瞬間の自己
✕みな一個の人格を持っており、幸福は自分の人生に満足できるかどうかである。

〇複数の自己を持っており、幸福はそのすべて満足させられるかどうか。

 

今瞬間的な幸福と記憶として残り続ける幸福がある。瞬間の自己は瞬間的な幸福を求める。瞬間の幸福も満たしつつ、記憶として残り続ける幸福も狙っていく。

 

44.一貫性バイアス
✕自分の意見が時間とともにどう変化してきたかわかっている。

〇変化の過程を意識的に記憶していない限り、自分のものの感じ方はむかしからずっとこうだつたと人は思い込む。

 

45.代表性ヒューリスティック
✕相手がどんな人か判断するには、その人の経歴を知るのが役立つ

〇すぐ結論に飛びつく。頭の中にあるキャラクターのタイプにそのひとがどれくらいあてはまってみえるか。

 

46.予断
✕専門家は判断を誤らない。

〇専門家も予断を操作すれば騙すことができる。

 

47.コントロールの錯覚
✕ひとは自分が環境をどれだけコントロールできるかわきまえている。

〇ランダムに起こること、あるいは複雑すぎて予測できないことについて、ひとは自分が環境をどれだけコントロールできると信じやすい。

 

48.根本的な帰属の誤り
✕他者の行動には、その人の性格が反映されている。

〇他者の行動は、その人の性向よりも状況の産物である。

 

48のトラップ
ライミング効果
作話
確証バイアス
あと知恵バイアス
テキサスの名射手の誤謬
先延ばし
正常性バイアス
内観
利用可能性ヒューリスティック
傍観者効果
ダニング=クルーガー効果
アポフェニア
ブランド忠誠心
権威に訴える論証
無恥に訴える論証
藁人形論法
人身攻撃の誤謬
公正世界仮説
公共財供給ゲーム
最後通帳ゲーム
主観的評価
カルトの洗脳
集団思考
超正常刺激
感情ヒューリスティック
ダンバー数
魂を売る(セルアウト)
自己奉仕バイアス
スポットライト効果
三者効果
カタルシス
誤情報効果
同調
消去抵抗(バースト)
社会的手抜き
透明性の錯覚
学習性無力感
身体化された認知
アンカー効果
注意
セルフ・ハンディキャッピング
自己成就予言
瞬間の自己
一貫性バイアス
代表性ヒューリスティック
余談
コントロールの錯覚
根本的な帰属の誤り