▪︎人生後半の向き合い方について
①30代後半から50代前半にキャリアが落ち込み始める
②実践者から指導者へと仕事を変えるべき
③人生の後半に備えて職場以外で友達を作る
④弱くないふりをやめる
⑤仕事を減らして誰かと趣味を楽しむ
▪︎友達は何歳になっても重要な存在
・キャリアの下降と向き合う
→「その時」は思っているより(ずっと)早く訪れる
・第2の曲線を知る
→流動性知能(革新的なアイデアや製品を生み出すような力。思考力や判断力)から結晶性知能(経験や知識)へシフトチェンジ
・ 成功依存症から抜け出す
→「特別」になるよりも「幸福」になる
・ 欲や執着を削る
→死ぬまで足し算を続ける生き方をやめる
満足=「持っているもの÷欲しいもの」から「ほしいものを手に入れ続けること」
成功=他人よりもたくさんのものを持ち続けること
最も持っている人は最も要求しない人。自らの要求を増やさないようにする
・死の現実を見つめる
→必ずある終わりを受け入れる
・ポプラの森を耕す
→損得勘定なしの人間関係をはぐくむ
・林住期(ヴァーナプラスタ=定年退職後)に入る
→信仰心を深める時期
・弱さを強さに変える
→自然体がもたらしてくれるもの
・WHATではなくWHY(目的)をみつける
・リバースバケットリスト
自分のやりたいことを箇条書きにする「バケットリスト」から、リストを見ながら「悪いものではないけれど、これを手に入れても私の求めている幸福と平穏は訪れないし、そもそもこれを目指す時間もない。この願望は手放そう」と言いながら、不要なものを削り、リストを完成させます。
・小さく生きる
・先を見据える
リミナリティ(人生の各ステージのはざま)を迎えるための教訓
①マシュマロを見極める
マシュマロテストの結果、報酬を先延ばしできた子どもの方が大きくなってから成功していた。
②今やっている仕事が報酬になる
成功して他者に貢献することを目指せば、キャリアそのものが報酬になる
➂自分にできることのなかで、最も興味あることをやる
ヘドニア→快感を覚える幸福
エウダイモニア→意義のある人生を送る幸福
④キャリアの軌跡は直線でなくてもいい
今のスキルを活かせる次の仕事をして積み上げていく
目次
第1章 キャリアの下降と向き合う
―「その時」は思っているより(ずっと)早く訪れる
第2章 第2の曲線を知る
―流動性知能から結晶性知能へシフトチェンジ
第3章 成功依存症から抜け出す
―「特別」になるよりも「幸福」になる
第4章 欲や執着を削る
―死ぬまで足し算を続ける生き方をやめる
第5章 死の現実を見つめる
―必ずある終わりを受け入れる
第6章 ポプラの森を耕す
―損得勘定なしの人間関係をはぐくむ
第7章 林住期(ヴァーナプラスタ)に入る
―信仰心を深める時期
第8章 弱さを強さに変える
―自然体がもたらしてくれるもの
第9章 引き潮に糸を垂らす
―人生とキャリアの過渡期に必要なこと