脳は経験や記憶を蓄積する仕組みになっていて、そもそも「捨てる」仕組みになっていない。
脳番地
①「視覚系脳番地」が弱い=部屋の様子が目に入らない
目の前のものを「ない!」と探してしまう、散らかっていても気にならない。
②「理解系脳番地」が弱い=状況が飲み込めない
散らかっていてもどこから手をつけていいかわからない、料理の段取りが悪い。
③「運動系脳番地」が弱い=手が動かない
何をするにも「面倒くさい」と感じてしまう、あまり外出しない。
④「思考系脳番地」が弱い=判断できない
ほかのことをしていて片づける時間がない、試供品がどんどんたまってしまう。
⑤「記憶系脳番地」が弱い=元の状態を思い出せない
元どおりに片づけることができない、収納グッズが増えていく。
⑥「感情系脳番地」が弱い=モチベーションが湧かない
大事にしている小物が少ない、ついつい独り言を言ってしまう。
⑦「聴覚系脳番地」が弱い=聞いたことが頭に残らない
家族から頻繁に「片づけて」と言われる、人と話をするとやろうとしたことを忘れる。
⑧「伝達系脳番地」が弱い=人をうまく動かせない
ものの“指定席”をつくっても家族が守ってくれない、身振り手振りで説明しない。
脳に情報を集める仕組み
①外部からの情報を、五感を通じてインプットする。
②ワーキングメモリ(一時的な記憶)が取次役として機能して、脳に入力された情報が短期記憶として保持される。
➂ワーキングメモリから長期記憶へ、記憶の定着を推進する。
長期記憶のトレーニング
①「繰り返し」「じっくり」
②デジタルデトックス
捨てる脳になる「8つの習慣」
①思考系
何かを買うときには「処分」することまで思い巡らせる
が弱い=部屋の様子が目に入らない
②理解系
日ごろから「数」を数えるように意識する
③運動系
朝起きたらまず身近な場所を片付けてから行動する
④聴覚系
ラジオを聴きながら作業をする
⑤記憶系
日記を書く
⑥感情系
朝起きたら「今日の楽しい予定」を考える
⑦視覚系
デジタル機器ではなく外を眺める
⑧伝達系
毎日「一日一捨」宣言を家族にする