脳の可塑性(神経可塑性)
脳の回路が環境や経験に応じて絶えず変化する。
感覚置換
ある感覚を別の感覚で置き換える。たとえば、聴覚を失った人が、触覚を通じて音を感じるようなデバイスを使用できる。
大脳皮質の再編成
使われていない皮質領域は競合する隣接領域に乗っ取られる。
逆に言えば、寝ている間に視覚野が乗っ取られる可能性がある。
これを阻むのが夢。
夜間で夢が現れるのはレム睡眠の最中である。脳幹の「橋(きょう)」にある特定のニューロン群が活発化することで、主要な筋肉群が麻痺し、筋肉の活動を停止させると、「脳は実際に体を動かさずとも擬似的に世界を経験できる」のだ。そして脳幹から後頭部へニューロンのスパイク波が伝わり、視覚野を作動させる。
生まれつき盲目の人は夢で視覚的なイメージを得ることはない代わりに、ほかの感覚の領土として併合されている。夜間に後頭葉は活性化するが視覚以外の現象として感じている。
光受容体が三種類ない場合は、色を識別する能力が低下するが、灰色のグラデーションを見分ける能力は高い。
人工内耳
人工網膜チップ
「人間の視細胞と同様の機能が得られた」…3DIC技術で人工網膜チップ|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
ブレインポート
舌で見る機器
医療・医学ニュース メディカルトリビューン | Medical Tribune
額網膜
耳から視覚情報を送る
The vOICe - New Frontiers in Artificial Vision
ネオセンソリー・ベスト
周囲の情報を振動として皮膚に直接フィードバックする。生まれつき耳が聞こえない患者にこのベストを着せて周囲の音を振動としてフィードバックし続けたところ、半年後にはこの患者は「頭の中で音を感じる」ようになったという。
アイボーグ
色に恋したサイボーグ、ニール・ハービソンが問う「人間の条件」 | WIRED.jp
本来の水晶体は紫外線をブロックする
→白内障の眼内レンズにはない
→電磁スペクトラムが見えるようになる
音楽家の脳は、訓練によってその形状が変化します。この変化は画像化することで明らかになります。特に、運動野の手に関連する部分を注視すると、音楽家の脳には一般人の脳には見られない特殊な折り畳みがあり、これはギリシャ文字の「Ω(オメガ)」の形に似ています。何千時間もの練習を積み重ねることで、音楽家の脳は物理的な形状を変えるのです。
ライブワイヤリング(Livewiring)
→世界の変化に適応するために、常に自らを再構成し続ける性質
①世界を反映する。
脳は自らを入力情報に適合させる。
②入力情報を受け入れる。
流れ込んでくる情報を脳は何であれ活用する。
③どんな装置でも動かす。
たまたまどんなボディプランの内部にいようと、 脳はその体を操る方法を学習する。
④大事なことを保持する。
自分にとって何が大事かに基づいて脳は資源を配分する。
⑤安定した情報を閉じこめる。
脳領域間には柔軟性に差があり、それは入力情報の種類に応じて決まる。
⑥競うか死ぬか。
脳領域の生存闘争から可塑性が生まれる。
⑦情報を求める。
脳は世界に関する内部モデルを構築し、予測が間違っていたらそのつどそれに合わせて自らを修正する。
