akon2.00βのよっぱらいの戯言

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世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史 新・人類進化史

 

ガラス

ガラスの起源は古代オリエント、紀元前2,500~1,500年ごろのエジプトで装飾品や容器

紀元前1世紀には古代シリアで「吹きガラス」技法が発明され、容器やビンの大量生産が可能

トルコで発展したガラス工業はヴェネツィアにも伝わり、鏡や装飾用ガラス器の制作技術が向上。​

12~13世紀には、ガラスを透明にする技術が進化し、「眼鏡」の原型が誕生しました。

ガラスの進化は望遠鏡や顕微鏡の開発につながる。

物理実験装置としての利用から、溶解ガラスを細く伸ばす技術が発展し、グラスファイバー技術、さらに現代のインターネット通信を支える光ファイバーへと応用

「冷たさ」

19世紀初頭、アメリカ・ボストンからカリブ海へ「天然氷」を運ぶ貿易が始まる。氷の価値は高騰し、砂やおがくずによる断熱技術も確立された。​

人工冷却の発展で冷蔵庫や冷凍庫が普及し、食生活や医療、物流の革命が起きた。都市規模の冷却が可能となり、近代都市の発展や人口移動も加速する。​

エアコンの登場により、熱帯や亜熱帯の都市生活が変わり、人々の生活範囲や都市構造までも一変。冷却革命が21世紀のグローバル化を後押しした。​

 

瞬間冷凍

ゆっくり凍らせると氷の水素結合が大きな結晶を作る。

結晶が小さいと食品に与える損傷が少ない

クラレンス・バーズアイ→冷凍食品のブランドになっている

 

「音」

古代の洞窟で歌ったり、太鼓を叩いたりするところから始まり、音の記録と再生技術が発展。エジソンによる蓄音機の発明が転機となる。​

ベル研究所の電話、ラジオ、真空管アンプ……これらが遠隔コミュニケーション・音楽文化・政治集会(ヒトラーの利用など)と社会変革の連鎖を生む。​

音波・ソナー技術が妊婦検査に応用される。​

 

フォノートグラフ

音声を波形図に変換して記録する装置→再生できない

 

オーディオン(ガス入り電球)→真空管

ガスは無線信号を増幅するどころか減少させていた。

 

音波は水中では空気中より四倍速く進み、ノイズもない。

 

「清潔」

超純水→体内のミネラルを吸収する

 

「時間」

ガリレオが祭壇ランプの揺れから着想を得た振り子時計がきっかけ。これにより高精度な時間計測が可能となる。​

クォーツ時計や原子時計まで進化し、鉄道運行・工場生産など産業・社会の根本を支える「均質な時間」を実現。​

 

「光」

照明の歴史は、鯨油やロウソクから始まり、電球の登場で大きく転換。​

エジソンの「魔法の電球」は、イノベーション・ネットワークの集合知が生んだ成果であり、一人の天才によるものではない。​

明るさの変化は社会の「夜の活動」を拡大し、都市や暮らしを劇的に変えた。光技術はピラミッド建設のような大規模プロジェクトから現代ネットワークまで進化した。​

 

第一の眠りと第二の眠り

電気照明が普及する前の中世・近世ヨーロッパで一般的だった「2相睡眠」(二度寝)の習慣。夜に一度寝てから夜中に一度起き、「第二の眠り」として再び眠る、という2段階の睡眠サイクル

 

獣脂ロウソク

マッコウクジラの頭蓋骨に1900リットルの脳油をためている。

① 音のレンズとして使う(エコーロケーションの強化)説

② 浮力調整(潜水と浮上の制御)説

 

白熱電球エジソンより80年前に発明されていた。

 

 

ベーパーウェア (vaporware) →吹かすばかりで実体のないこと

 

 

マッカーズ

エジソンは数多くの「マッカ(仲間)」に頼ってアイデアを構築しテストした。

Thomas Edisonのために働いた発明家またはマッカ

「天才は1%のインスピレーションと99%の汗です。」

汗をかいたのは「マッカ(仲間)」

 

ギザのピラミッドの王の間に「コファー」と呼ばれる箱があり、ひとつの角が欠けている。

コファーの寸法が聖書に書かれている「契約の箱」のサイズと同じなので、聖櫃が収められていた。

 

現在はピラミッドのなかでは、フラッシュ撮影は禁止されているが、ピラミッドはフラッシュ撮影法が発明された場所の一つ

 

「信号伝達や通信とこれほど密接に関係しているものが現れ、それが新しくてほとんど理解されていなくても、何かできる人がいるならばとにかくやって、なぜ始めたかの細かいことについては、あとで考えればいい

ジョン・ビアス

 

人工太陽

NIF→太陽の中心部と同じような超高圧・超高温状態を作り出し、核融合反応によるエネルギー生成(点火)の実証を目指す世界最大のレーザー核融合実験施設

 

隣接可能領域

 

 

目次

序章  ロボット歴史学者とハチドリの羽

ハチドリの羽はどうやってデザインされたのか? 

世界を読み解く「ロングズーム」

第1章 ガラス

ツタンカーメンコガネムシ

ガラスの島

グーテンベルクと眼鏡 

顕微鏡からテレビへ

ガラスで編まれたインターネット

鏡とルネサンス

ワイ島のタイムマシン

ガラスは人間を待っていた

第2章 冷たさ

ボストンの氷をカリブに運べ

氷、おがくず、空っぽの船

冷たさの価値

氷によってできた街

人工の冷たさをつくる

イヌイットの瞬間冷凍

エアコンの誕生と人口移動

冷却革命

第3章 音

古代洞窟の歌

音をつかまえ、再生する

ベル研究所エジソン研究所

勘ちがいから生まれた真空管

真空管アンプ、大衆、ヒトラー、ジミヘン

命を救う音、終わらせる音

 

第4章 清潔

汚すぎたシカゴ

ありえない衛生観念

塩素革命

清潔さとアレルギー

きれいすぎて飲めない水

 

第5章 時間

ガリレオと揺れる祭壇ランプ

時間に見張られる世界

ふぞろいな時間たち

太陽より正確な原子時計

一万年の時を刻む時計

 

第6章 光

鯨油ロウソク

エジソンと〝魔法?の電球

〝天才?への誤解

ピラミッドで見いだされた光

スラム街に希望を与えたフラッシュ

一〇〇リットルのネオン

バーコードの〝殺人光線?

人工の〝太陽?

 

終章 タイムトラベラー

数学に魅せられた伯爵夫人

一八〇年前の〝コンピューター

隣接可能領域の新しい扉