akon2.00βのよっぱらいの戯言

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「「の」の効用」⇒「「の」によってもたらせられる効用」 「日本語の文法」⇒「日本語が備えている文法」 「仕様書の場合」⇒「仕様書を書く場合」 「明日の天気」

軽い気持ちで調べたらたいへんだった。

  • 格助
    • 連体修飾語を作る。
      • 後続する名詞との所有、所在、所属、行為者などの関係を表す。

「私の本」

      • 性質・状態・材料などを表して下に続ける。

「花の都」

      • 人間・数量・位置・論理などについての関係を表す。

「私の身辺」

      • 同格の関係を表す。現代語では「ところの」「との」の形をとることがある。
        • 「小説家の赤川氏」
        • 「ビールの冷やしたやつ」
      • 動作性名詞に付いて、その動作、作用の主が後ろの名詞であることを表す。

「操業中の漁船」

      • 後ろの動作性名詞が表す動作、作用の主体、対象であることを表す。

「彼の援助で助かる」

      • 「ごとし」「ようだ」「こと」などを続いて言って、実質や内容を表す。

「リンゴのように赤い」

    • 従属句の主格、対象語格を表す。

「私の読んだ本」

  • 準体助

「のもの」など、名詞に準ずる意味に用いられる。

    • 名詞に付いて、「のもの」の意を表す。

「ぼくのがない」

    • 活用語の連体形に付いて、その活用語を体言と同じ資格にする。

「リンゴは赤いのがいい」

    • (「のだ」「のです」「のだろう」などの形で)確信的な断定や推定を表す。

「ついに失敗したのである」

  • 並立助

用言その他の語に付いて、物事をいくつも並べあげる場合に用いる。
「なんのかのとうるさい」

  • 終助
    • 文末に用いて、感動の意をこめる。だなあ。

「にくいやつの」

    • (下降調のイントネーションを伴って)断定の意を表す。

「だめだったの」

    • (上昇調のイントネーションを伴って)質問の意を表す。「のか」の形をとることもある。

「だれがしたの」

    • 念を押す気持ちを表す。「のよ」「のね」などの形をとることもある。

「道草しないで帰るのよ」

    • 文末に用いて、感動の気持ちをこめ、同意をうながしたり念を押したりする。だね。

「ずいぶん大きくなったの」

    • (強いイントネーションを伴って)命令の意を表す。

「だまって歩くの」

  • 間投助
    • 文節末に用いて、言葉の調子を整える。ね。

「そうしての、とうとう死んでしまったとさ」