akon2.00βのよっぱらいの戯言

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2026小樽・余市

翌日で小樽・余市のウニは禁漁になるとは承知の上での突撃。

 

1日目

朝食は千歳空港で。

・札幌飛燕。

塩はミシュランらしいがガン無視して味噌を。

 

昼食は小樽で。

あんかけ焼きそばは大行列だった。

しりべしコトリアードは食べなかった。

 

・ジンギスカーン 小樽別邸。

札幌の支店らしいけど、札幌で聞いたことがない。

小樽でジンギスカン。しかも狙ったわけではないけど、塩。たれも出してくれたけど味見しただけ。

 

・ニキヒルズ ワイナリー

DACグループがつくったワイナリーとさらっと流されたど、DACグループってデイリースポーツ案内広告社。

 

日本ソムリエ協会名誉会長熱田貴氏のコレクション。

 

夕食は余市で。

・夜空宙からのLOOP

チャッピーたちが挙って推してきた店。バーはジモティに教わる。

 

ドーミーインの館内着が着心地がいい。

 

二日目

朝食

三角市場の市場食堂 味処たけだ狙いだったけど、三角市場はインバウンドプライスになっているからと、Barのマスターお勧めの鱗友朝市の食堂に。行きしなのタクシーの運ちゃん曰くジモティは南小樽の市場に行くらしい。並んでいる。高い。ウニはない。結局、回り回ってドーミーインに戻ってくるんだな。だから、ドーミーインは混んでいると。

 

・OcciGabi Winery

オーナーの落希一郎さんは、北海道ワイン、サンクゼール、カーブドッチの立ち上げに関わってきた。

DRCと同じfrancois freresの樽を使っている。

ティスティングルーム

グラスの丸く大きく膨らんだ部分(バルーン)の下半分にワインを注ぐと90cc。
ティスティングルームが四角くく二人づつ座ると八席になっているのでちょうど720mlになる。

ティスティングムールにあった看板「リーベンワイナリー(Lieben Winery)」は、最初に立ち上げようとした「幻のファースト・ワイナリー」の計画名。

 

 

タクシーの運ちゃんが案内してくれたゆでトウキビ屋



・ニッカウヰスキー 余市蒸溜所

余市駅前にあるのはびっくり。

モルト原酒はニューポット と呼ばれ、透明で、味わいは樽の香りが付いていないため、麦本来の力強い風味や荒々しさがダイレクトに感じられる。

 

樽を通してわずかに酸素が入り、タンニンや他の成分が結びつくことで、角が取れてまろやかな味わいになる。
タンニンの持つ抗酸化作用により、ワインの酸化や劣化を抑え、長期熟成を助ける。

 

カフェ式蒸留(カフェスチル)

人手で石炭をくべて、ポットを温める火力を調整する。この蒸留機から作られたものを「カフェグレーン」や「カフェモルト」と呼ぶ。

 

ウイスキーのかす(麦芽粕:ドラフ)
糖分もアルコールも全く残っていないので、酵母を入れてもこれ以上発酵しないので、飼料にするしかない。

 

「ヒゲのおじさん」のモデルは、名ブレンダーW・P・ローリー卿。



 

スーパーニッカの初期ボトルデザイン

リタへの鎮魂。丸みを帯びた優美な涙型のボトルは「リタの涙」とも称され、発売当時は一本ずつ手吹きで作られたクリスタルボトルだった。

 

"NIKA"ヴィンヤードのブドウを使って"NIKI"ワイナリーで作った"NIKA"ワイン。

NIKAは日本果汁という社名からきているので、ワインがなかったことが不思議。

ニッカがエステートのブランデーやグラッパを出す日も近い?

NIKA

 

隣のリキュールファクトリーも気になったけど、またまたジモティに教わったワインバーQunpue(クンプウ)に寄り道してから。

 

・キヘン 丸眼鏡

「ドメーヌ・マルメガネ」の造り手である大野さん(マルメガネさん)が手掛ける店。

 

ベルのジンギスカンのたれ。ジンギスカンへの愛を感じる。選べない。使い分けられる気はしない。
https://shop.bellfoods.co.jp/collections/grilled_meat_sauce

 

ウニは産地ではなく加工者で選ぶ。



今年発売されたばかりの貴彦さんとリーデルのコラボグラス。余市の店でよくみかけました。SPIEGEIAUはリーデルの子会社。
https://www.riedel.co.jp/whatsnew/spiegelau-pino-prererease/

 

三日目

やっと噂のドーミーインの海鮮丼。

前日においしいウニを食べたのでウニがなくても落胆なし。

ついでにザンギとスープカレーを食べて北海道に来た気になる。

 

 

ルタオでスイートコーンソフトを食べて一路、札幌へ。

 

らーめん信玄

10年以上ぶりの再訪

 

〆はいつものところ(このあとラウンジでクラシックも飲んだけど)。

チェイサーに加えて、加水(ウォーター・バック)用のウォーターグラス(ショットグラス)が出てきた。45年以上ウィスキーを飲んでいるが初めて出合う。

マスター曰く「普通の店なら出しますよ」と。

ぃゃぃゃぃゃここにも20年くらいは通っているけど初めてだよ。

 

最初はストレートで一口飲んでから、水を1~数滴(しかすくえない)加える。
軽く回して、もう一度飲む。

さらに水を少し足す。

水を入れる量によって香りが変わっていく。

40度からだんだん好みの度数にしていくらしい。

こんな上品な味わい方が似合う年齢になるわけもなく、途中から足さない。

 

ので、真面目にリストを見直したらストラタスアイラを発見!

だから、この店好きだよ。

当然ながらこれでラストらしいですが、まだ、こんなに残っているので、エレンちゃんのときみたいな譲り合いは始まっていないだろう。出会ったことはない我が同志は敬意を表しつつ大切に飲みました。

写真のグラスの中身はIsle of Islay。

 

 

京都西木屋町「食堂おがわ」の妄想料理帖

 

 

新じゃがのみたらしい

にんにく、豆腐、卵の味噌漬け

にんにくの牛乳煮

ソーセージ春巻き

ちくわの木の芽揚げ

1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略

 

多元性(Plurality)

多様性が「異なる属性の人が集まっている状態」を指すのに対し、多元性は「異なる人々が協力して、新しい価値や意思決定を生み出す関係性や仕組み」までを含む

 

ブロードリスニング(Broadlistening)とブロードキャスト(Broadcast)の違い

ブロードキャストが「一人が大勢に伝える(一対多)」であるのに対し、ブロードリスニングは「大勢の声を一人が聴く(多対一)」

 

私的パワーワード辞典

 

 

<あ>

ありがとう→お金のかからないお返しの品
 一人称で語る→語らないのは遠回しの責任逃れ

胡散臭くないと→理解できないから信じる?

 

<か>

価値観ずらし→自分を認め、好きになる方法

身体で書く→頭脳と筋肉の共通点

ゲーム感覚→明確な手ごたえ

呼吸・姿勢・リラックス・動き続ける→身体をよりよく使うためのシステマの大原則

言葉で相手に触れる→そちらの方・あなた・〇〇さん

これが自分の日常/身体を尊敬する→苦しい時のお守り

 

<さ>

探すのをやめたとき→視野を広げるきっかけ

作品は副産物→「生産性」よりも大切なもの

酒。→心を解放するアイテム

自己満足→他人に頼らず自分を救う

地味→ありふれたものの中に宝物

情報を食っている→思い込みに左右される味覚

食事:A→自他の違いを思い知るとき

→おびひろ動物園の動物たちの能力。つまり、食べ物に執着する人としない人がいる

素敵→使い勝手の良い、大人の言葉

 

<た>

助けてもらわないと生きていけない自信→「頼ること」が誰かを助ける

デジタルデトックス

 安全な危険→なぜ「嫌なもの」を見てしまうか

 記録・分析・工夫→挫折の原因を探るには

 快楽と苦痛のシーソー→心地よい刺激の裏の顔

トレモ/残機→人生に通じるゲーム用語

→トレモ=トレーニングモード

 

<は>

ピーヤ!→「比(ピ)」べることを「や」めるおまじない

火を止める→動きを見直し、心を見張る

本と過ごした時間→具体例の持つ力

 

<ま>

マジの「いただきます」→背後の奇跡に感謝する

待つ→良い変化のために必要なこと

見切りをつける→大切なリソースを見失わない方法

無課金おじさん→自然体の強さと鍛錬

 

<や>

やばい/なかなかですね。どっちつかずの立場を守る

予測されない→身を守りつつ、自然に振る舞う

 

<わ>

私が幸せでありますように→すべての願いの出発点

 

<欧>

JUST DO IT→「とりあえずやる」で変わる私

EST!カクテルブック

 

 

Port Ellenを垂直で飲んだりいい時代を過ごさせていただきました。湯島に住んでいるのかと勘違いされるくらい湯島で飲んだくれていた。

本牧亭の飲み友である圓歌さんをタクシーに押し込んだら(なんか僕がいると弟子たちはあとはよろしくと消えていく)、EST!に向かい湯島の沼に沈んでいく。

本牧亭で飲んでいないときはボルドーセラーで飲んだくれて、結局、湯島に戻って沼に沈む日々だった。

 

EST!の春夏秋冬

春、「黄金柑があるよ」といわれたら、「名前のないカクテル(という名前だったことをこの書籍で知る)」がでてくる。

 

ゴールデンウィークが過ぎたあたりから、カウンターにミントがおかれたら、モヒートの季節です。ミントジュレップもありです。

 

夏、「パイナップルジュースあるよ」といわれたら、ラムベースのラハイナかテキーラベースのマタドール。

 

秋、10月の下旬あたり、寒くなってきたら、「ざくろジュースあるよ」と声をかけれると、「ざくっろーず、お願い」というとジャックローズが出てきます。

 

冬、酉の市が終わり、タペストリーが白髭に代わったら、アイリッシュコーヒーで一年を締める。「普段、コーヒーには砂糖はいれてなかったよね」という渡辺さんの声掛けで、甘さが決まる。

 

こうして、湯島の季節は巡る。

 

僕は塩づきなので、グラスのふちに塩をまとわせる(これが芸術)スノースタイルのソルティドッグ(当時のジンは苦手だったので、ウォッカベースに変えてもらっていた)

この塩はアルペンザルツことは知らなかった。

 

dancyu.jp

 

マシンガンの薬莢のベルトのように壁にかかっているウンダーベルクを使う「フライハイト」もバー山崎さんのところで弟子たちが修行してくるので飲める。僕が山崎達郎さんにもらった切り絵を預けてあるのもその流れ。

 

僕専用?に、カイピリーニャをつくるためにライムと砂糖をつぶす木製のマセラドールもある。

 

おにいちゃんとは数回しか会っていない。そして、おねーちゃんがでてこないのは残念。おねーちゃんがいたころはシャンパンカクテルがあり楽しかった。ちなみにワインはない。彼女が独立するまで、つまり、渡辺さんの前では彼女のシェイクはみせてもらえなかった。

 

カクテルのレシピはいろいろなこだわりが書かれていて、当時あれば、これを御酒Vin帖、もとい御朱印帳として持ち歩いていたなぁ。

 

「グラスのこと」

木村硝子の特注と書いているが、僕が飲んだくれていたときは、もともと使っていたグラスが残っており、生産中止になったら、さがさなきゃという頃でした。いまでは、木村硝子にお世話になりっぱなし。

 

「薄ければいいんではなく、飲みやすい厚みがあるんですよ」

 

「グラスに余白を持たせ、香りを楽しむ」だから、ロンググラス。

 

「グラスの適度な重さが、飲みごたえにつながり、間と余韻を感じることができる」

 

ショートグラスのカクテルは氷が解ける前にさっと飲め

 

「フレッシュフルーツジュースのこと」

僕はカクテルのジュースは目の前で作ってくれるものだと思っていたので、はじめての店では、「フレッシュは何がありますか」と聞き、通じなかったら、サヨナラ。で「普段はどちらで飲まれているんですか」と聞かれ、「湯島」と答えると「いっしょにしないでください」とか「期待しないでください」といわれる。

 

「氷のこと。」

ちゃんと氷屋さんから買っているというのは文中に書いてある通りだけど、丸くしない。ナイフで削るパフォーマンスもしない。

 

「炭酸水のこと」という節がなく、文中で強調していないけど、ウイルキンソン タンサンの「瓶」を使う。

 

 

最新 ワインの科学

 

 

グルコースといえば、血糖値計測のシステムにもかかわっていたな

 

ワインの98%は水(80%)とエタノール(12%)

エタノール、つまり、アルコール度数が高いと重厚に、低いと軽やかに。

 

マスカット・ハンブルグ=「スキアヴァ・グロッサ(ブラック・ハンブルグ)」×「マスカット・オブ・アレキサンドリア」

マスカット・ベーリーA=「ベーリー」×「マスカット・ハンブルグ」

 

赤系ぶどうと黒系ぶどうの違い

ピノ・ノワールなど赤系ぶどうは果皮に含まれるポリフェノールの一種である「アントシアニン」の蓄積量が中程度。

ベルネ・ソーヴィニヨンなど黒系ぶどうは「アントシアニン」の蓄積量が多い。

 

グリセロール(Glycerol)→ワインに「なめらかさ」と「ボリューム感」を与える成分。

アルコール発酵の際、酵母が糖を分解する副産物として生成される無色・無臭の粘性のある液体(糖類ではなくアルコールの一種)。

ほんのりとした甘味を持ち、ワインにコク、まろやかさ、とろみ(粘性)を与える。ワインをグラスで回したときに内側に残る「ワインの涙(脚)」と呼ばれる滴は、このグリセロールやエタノールの粘性と揮発性の違い(マランゴニ効果)によって生じる。

 

有機酸(Organic Acids)→「爽快感や立体感」

ワインに「骨格」と「気品」を与え、味わいを引き締める酸味成分です。

ブドウ由来の「三大有機酸」と、発酵プロセスで生まれる酸がある。

ブドウ由来の三大有機酸

酒石酸(Tartaric Acid):ブドウに特有の酸で、ワインの中で最も含有量が多い酸。ワインのシャープな骨格を作り、熟成中にカリウムと結合して、グラスの底に「ワインのダイヤモンド」と呼ばれるきらめく結晶(酒石)を沈殿させることがある。
リンゴ酸(Malic Acid):青リンゴのような爽快で強い酸味。未熟なブドウに多く、成熟するにつれて減少する。
クエン酸(Citric Acid):柑橘類に含まれる酸で、ブドウにはごくわずかしか含まれていませんが、爽やかなニュアンスを添えます。

発酵によって生まれる主要な酸

乳酸(Lactic Acid):主にマロラクティック発酵(MLF)というプロセスによって、微生物(乳酸菌)が尖ったリンゴ酸をまろやかな乳酸へと変化させることで生まれる。これにより、ワインの酸味がカドの取れたクリーミーなものに変化する。
コハク酸(Succinic Acid):発酵の副産物として生じる、旨味を伴った複雑な酸味。
酢酸(Acetic Acid):いわゆるお酢。ごく微量であればワインに複雑さを与えるが、多すぎると揮発酸(セピア調のツンとした臭い)となり欠陥とみなされる。

 

フェノール類(Phenolics)→「渋みや色調」

ワインの「色、渋み、熟成のポテンシャル」を決定づける。

アントシアニン(Anthocyanins)→赤〜紫色の色素成分。

タンニン(Tannins)→口に含んだときに「渋み」や「収斂性(きゅっと引き締まる感覚)」をもたらす成分。

レスベラトロール(Resveratrol)→強力な抗酸化作用を持つポリフェノール

樽由来のフェノール→木(オーク)の成分であるバニリン(バニラの香り)やエラジタンニンなどがワインに溶け込み、さらなる複雑味を与える。

 

ブドウ果実には、グルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)が等量存在し、

光合成によって生み出されたデンプンは夜間にスクロース(グルコースとフルクトースが結合したもの)に変換され果実に転流される。

酵素によって、グルコースとフルクトースはエタノールに変換される。

 

ポリフェノールは果皮と種子、アントシアニンは果皮、タンニンは種子に多く含まれる。

 

UCデービスのワインアロマホイール 

 

ワインの各製造工程で生成される香りの物質

原料(ブドウの生育・収穫)工程:第1アロマ

モノテルペン類
メトキシピラジン
ロタンドン
揮発性チオール前駆体

 

アルコール発酵工程:第2アロマ(酵母の働き)

エステル類(酢酸イソアミル、カプロン酸エチルなど)
揮発性チオール類(3MH、3MHAなど)
級アルコール(フェニルエチルアルコールなど)

マロラクティック発酵(MLF)工程:第2アロマ(乳酸菌の働き)

ジアセチル

 

樽熟成・瓶熟成工程:第3アロマ(ブーケ)

・木樽(オーク樽)から抽出される物質

オークラクトン(ウイスキーラクトン)
バニリン
オイゲノール / グアヤコール

・長期熟成(酸化・化学変化)によって生成される物質

TDN(トリメチルジヒドロナフタレン)

ソトロン

ジメチルスルフィド(DMS)

 

オフフレーバー(欠陥臭)の物質
生物の管理に失敗すると、ブレタノマイセス(酵母の一種)がフェニルプロパノイドを分解し、4-エチルフェノールなどを生成する。

 

発酵と腐敗との違いは、人間が不快に思うかどうか。

 

カベルネ・ソーヴィニョン

ソーヴィニョン・ブランとカベルネ・フラン

 

ピノ・ノワール
自然交配による子ども(黄金ペアから生まれた兄弟)

 シャルドネ(Chardonnay)→ピノ・ノワールとグエ・ブラン。

 ガメイ(Gamay)

 アリゴテ(Aligoté)

 ムロン・ド・ブルゴーニュ(Melon de Bourgogne)

人工(人為)交配による子ども
 ピノタージュ(Pinotage)【ピノ・ノワール × サンソー】

 サン・ローラン(St. Laurent)【ピノ・ノワール × 不明の品種】→このサン・ローランがさらに別の品種と交配して、ツヴァイゲルトが生まれた

 

ピノ・グリ(Pinot Gris)やピノ・ブラン(Pinot Blanc)、ピノ・ムニエ(Pinot Meunier)は、ピノ・ノワールが「突然変異」して果皮の色や性質が変わっただけのクローン(DNAが全く同じもの)であり、植物学的には「同一品種のバリエーション」に分類される。

 

メルローの親品種
父親:カベルネ・フラン(Cabernet Franc)

母親:マグドレーヌ・ノワール・デ・シャラント(Magdeleine Noire des Charentes)

 

ソーヴィニョン・ブラン→サヴァニャン

 

テロワールは天地人

土壌は物理的性質、化学的性質、生物的性質

ただし、土壌微生物は未知の世界

樹内マイクロバイオーム(ブドウの樹の内部に共生する微生物群)もテロワールを生み出す。

 

香りは夜つくられる

 

ピジャージュとルモンタージュ

 

pied de cuveとscaleup pied de cuve

Pied de cuve(ピエ・ド・キューヴ)
少量のブドウ果汁を使って野生酵母(天然酵母)を使ってあらかじめ自然発酵を誘起し、酒母(スターター)をあらかじめ用意しておく。

scaleup pied de cuve

酒母(スターター)を段階的に加えていく。

 

コ・イノキュレーション(Co-inoculation:同時接種)

醸造において、「アルコール発酵(AF)」を行う酵母と、「マロラクティック発酵(MLF)」を行う乳酸菌を、ほぼ同じタイミング(同時期)に果汁へ添加する

→醸造期間を大幅に短縮し、雑菌汚染のリスクを減らして、クリーンかつ狙い通りのまろやかな酸味を作る

 

アルコール発酵の添加の種類

従来はサッカロミセス・セレビシエを添加

・非サッカロミセス酵母による初期発酵の後にサッカロミセス・セレビシエを添加する逐次接種

・サッカロミセス酵母とサッカロミセス・セレビシエを組み合わせる共接種

非サッカロミセス酵母を使うと香りが多様性になる

 

甲州スパークリングはシャンパーニュ製法だが、シャルドネとはキュヴェ(Cuvée) = 一番搾り果汁とタイユ(Taille) = 二番搾り果汁の酸度が逆なため、シャルドネではキュヴェ100%、またはタイユをごくわずか(数%〜10%程度)足してふくよかさを出すが、甲州でキレのあるスパークリングワインを造る場合、「タイユ(二番搾り)」の比率をシャルドネの時よりも意図的に高くする、あるいはタイユを積極的にブレンドする。

 

フジクレール

 

エージングケアワイン

エイジングケアワインについて - エイジングケアワイン研究所

抗酸化作用などの健康・美容効果(エイジングケア)が特に期待できる要素を持ったワイン

 

ノンアルコールワインの製法

① 一度ワインを造ってからアルコールを抜く方法(脱アルコール製法)

・減圧蒸留法(真空蒸留法)

・逆浸透膜法(リバースオスモシス)
・スピニング・コーン・カラム法(SCC法 / 揮発性物質回収法)

② 最初からアルコールが発生しないように造る方法→非発酵・発酵抑制製法

・未発酵ジュース+調味
・発酵の途中停止・特殊酵母の使用

 

副梢栽培→酷暑のピークを避けて成熟させる

あえて最初の実を落とす: 春に主枝から伸びてくる通常の房(主梢に実る房)を、開花前後にすべて摘み取る。

「副梢(わき芽)」を伸ばす:
実を落とすことで、ブドウの木は子孫を残そうとして、葉の付け根から「副梢(わき芽)」を勢いよく伸ばします。この副梢にもブドウの房(2番生り・3番生りのような房)が実る。

収穫時期を「後ろ倒し」にする:
副梢に実った房は、通常の房よりも開花や成熟のタイミングが1ヶ月〜2ヶ月ほど遅れる。

 

微生物農薬(生菌農薬 / バイオコントロールエージェント)

自然界に存在する細菌、カビ(糸状菌)、ウイルスなどの「微生物」そのものや、それらが作り出す物質を利用して、ブドウなどの作物を病気や害虫から守る

 

バイオスティミュラント(Biostimulant:植物生長調整剤 / 生物刺激資材)

植物やその周辺の環境に働きかけ、植物本来が持つ「免疫力」や「抗ストレス能力」を引き出す資材

海藻エキス: アミノ酸やミネラル、植物ホルモンが豊富で、ストレス耐性を高める。

腐植質(フミン酸・フルボ酸): 土壌をふかふかにし、根の成長を劇的に促す。

動植物由来のアミノ酸・ペプチド: 植物の疲労回復や代謝活性を助ける。

微生物(菌根菌など): 根と共生して、水や栄養を吸い上げる力を何倍にも高める。

 

バイオブロテクション (Bioprotection:生物防除 / 生物保護)

非サッカロマイセス酵母、低発酵性酵母な「無害な微生物の力」を借りて、ワインの醸造工程で発生する欠陥や腐敗を防ぐ

善玉菌をあらかじめ大量に投入し、玉菌の席をなくし、雑菌の増殖をブロック

 

低温発酵

一般的に赤ワインは20〜30℃、白ワインは15〜20℃前後で発酵させるが、さらに低い温度(10〜12℃など)でじっくりと時間をかけて発酵させる。

ブドウ本来の華やかなアロマ(揮発性成分)を液体の中に閉じ込めることで、エステル(フルーティーな香りの成分)の揮発を抑え、フレッシュでリッチなアロマを持つ白ワインやロゼワインに仕上がる。

 

香りの制御→狙った香りになる

ブドウの果汁の中には、糖と結合しているために「人間の鼻では感知できない香り成分(香りの前駆体)」が大量に眠っている。ここに特定の酵素(β-グルコシダーゼなど)や、その酵素を多く分泌する選抜酵母を加えることで、糖との結合を切り離し、ブドウが隠し持っていたアロマを劇的に爆発(解放)させる。

例えば、ソーヴィニヨン・ブランらしい「柑橘やパッションフルーツの香り(チオール化合物)」を強く出したい場合、マセレーション(果皮の漬け込み)の温度や時間を科学的に調整し、その香りを最も生成しやすい酵母をチョイスすることで、香りのデザインを自在に制御する。

 

グリセロール高生産

ワインに滑らかな口当たりとコク(ボリューム感)を与える「グリセロール」を、発酵段階で通常よりも意図的に多く作らせる技術

アルコール発酵の代謝ルートを少しだけ変化させ、エタノール(アルコール)を作る代わりにグリセロールを多く産生する能力を持った、特殊な選抜酵母(あるいは非サッカロミセス酵母との混植発酵)を利用
近年、地球温暖化によってブドウの糖度が上がりすぎ、ワインのアルコール度数が高くなりすぎる(ボリュームが出すぎて飲み疲れする)

アルコール度数を抑えつつも、スカスカにならず、とろみとコクのあるリッチな味わいをキープする」という、現代の温暖化対策に理想的なワインを造る。

お好み焼きの物語

 

 

お好み焼きという料理は存在しない。カテゴリであった。

お好み焼きは本来、「子供を相手の」「一品料理の真似事」

 

染太郎の創業時の天もののメニュー

・いかてん

・えびてん

・あんこてん

・もちてん

・牛てん

 

いか天の天の由来

・天かすを材料に使っていた

・天辺に具をのせるから

・「具材」が天ぷらだった


 お好み焼きのビフテキ

牛肉の切れ端を入れた粉ものにソースをかけ、高級洋食の気分を味わった「庶民のパロディ(憧れ)メニュー」

 

亀の子

お好み焼き(天もの)の生地を、楕円形や六角形のように丸く厚めに焼き、表面に十文字などの格子状の切れ目を入れたもの。見た目が亀の甲羅(亀の子)にそっくりだった

 

お好み焼きの誕生は大阪・広島ではなく「明治末の東京下町」。 


 ルーツは「文字焼」という江戸〜明治の実演菓子であり、そこから駄菓子屋文化や洋食屋台の影響を受けて変化した。


 ソース焼きそばは本来、お好み焼きの一種として成立した。

 

「好きな具を入れて焼く粉もの」は戦前から存在。

戦後の食糧難が起源ではない。

 

お好み焼きとどんどん焼の違い

どんどん焼き

-屋台系
-薄い
-箸や串で食べる
-子供向け駄菓子的

お好み焼き

-鉄板で焼く
-自由に具材を選ぶ
-洋食文化の影響

 

今はないお好み焼きのメニュー

・カツレツ / フライ
小麦粉の生地に少量のひき肉を混ぜ、上から細かく砕いたパン粉をまぶして鉄板で焼き、ウスターソースをかけたもの。

オムライス
ご飯ではなく、ネギや天かすの入った小麦粉の生地を薄く焼き、それを卵でクルッと巻いてソースやケチャップをかけたもの。現代の「とんぺい焼き」や「オムそば」の遠い祖先。

・シュウマイ
ひき肉とタマネギを混ぜた生地を小さく丸めて鉄板で焼き、ソースをつけたもの。

キャベツボール
キャベツと揚げ玉(天かす)を鉄板の上で炒め、ソースを絡めて丸くまとめたもの。

・寄せ鍋

鉄板の上で、肉の切れ端、ネギ、こんにゃく、魚のすり身などをごちゃ混ぜにして炒め、醤油やソースで味付けした「汁のない鍋風鉄板焼き。

・エチオピア

小麦粉の生地にあんこを混ぜ込んで鉄板で黒っぽく焼き上げた、甘いデザート系のお好み焼き。「くろんぼ」というメニューの、別の呼び名

・あんこ巻き
クレープのように薄く伸ばした生地の真ん中にあんこを乗せ、くるくると細長く巻いて食べるもの。

 

文字焼

もんじゃ焼きの祖先とされる
 江戸期〜明治期の屋台で、職人が小麦粉生地を焼きながら、文字や動物・縁起物を描いて見せる「実演菓子」としての始まる。

 飴細工やしんこ細工と並ぶ、江戸の見世物+駄菓子文化

 

明治期の文字焼は、単なる平面の「お絵描き焼き」ではなく、立体的な造形も含んでいた

 

明治時代に駄菓子屋で焼かれるようになり、「文字焼き」が訛って「もんじゃ焼き」になった。 

 

明治末〜大正期に鯛焼き・人形焼が流行し、文字焼が押されていく。
明治末の東京下町で、「料理のパロディ」としての新しい焼き物、お好み焼きが登場する。 
 文字焼きの職人・屋台が、新たな生業として「お好み焼き」へ転業していく。 

 

料亭・割烹などの和食文化は大阪・京都に重心があり、対して屋台文化・洋食・ソース文化は東京が先行していた。このため、「ソースとキャベツを使う粉もの」の土壌が東京に整っていた。

 

京の着倒れ東京の食い倒れが、いつのまにか大阪の食い倒れになっていた。

→「京の着倒れ、大阪の食い倒れ(+江戸の飲み倒れ/買い倒れ)」

 

戦前のウスターソースは、現在のような酢・野菜主体ではなく、「醤油」が主原料だった。 

リーアンドペリンのウスターシャンソースの原料は広東でつくられた醤油であるとし、第二次世界大戦で調達が難しくなって今の味になった。

 

お好み焼きの中で、「イカ天」「豚天」など「○○天」と称するメニュー群=「天もの」が登場し、ブームを生む。


 当初は天ぷらのパロディとしての「天」がメニュー名に使われ、その後もお好み焼きの具材名として定着していく。

 

具は混ぜて焼くか、のせて焼くか

「のせて焼く(重ね焼き)」:戦前の主流

「混ぜて焼く(混ぜ焼き)」:戦後のイノベーション・関西の完成形

 

一方で、広島だけは戦前からの「のせて焼く(重ね焼き)」の伝統的な構造を独自の形で進化させ続けたため、現代でも「混ぜる大阪・のせる広島」という明確な二大潮流として残る

 

文字焼からもんじゃ焼きへ、さらに戦後の駄菓子屋文化の衰退へ。

 

「ソース焼きそば」を独立料理ではなく、お好み焼きの一種

 

ラーメンはそばのつゆに中華麺をいれたもの→「黄そば」

山形県の名物である「鳥中華」も、お蕎麦屋さんのまかない(蕎麦つゆ+中華麺)から生まれたメニュー

 

お好み焼きの物語 関連資料詳細

お好み焼きの物語 関連資料詳細 - Google スプレッドシート

 

目次

1. 大正7年のお好み焼き  
2. 池波正太郎も勘違い!お好み焼きとどんどん焼は何が違う?  
3. お好み焼きの歴史(概要)  
4. 文字焼の誕生  
5. なんと立体だった?明治時代の文字焼  
6. 駄菓子屋の文字焼 もんじゃ焼きの遠いご先祖  
7. 鯛焼きの出現と文字焼の衰退  
8. お好み焼きの誕生  
9. 和食は大阪、屋台と洋食は東京が本場  
10. 戦前のウスターソースの原料は醤油だった!  
11. 「天もの」の登場でブーム到来  
12. 桃色遊戯の舞台、お好み焼き屋  
13. 変わる駄菓子屋の文字焼  
14. ソース焼きそばはお好み焼きの一種  
15. 来々軒と支那そばの普及  
16. 「天もの」日本各地へ  
17. 第三次お好み焼き屋ブーム