映画「ダ・ヴィンチ・コード」で、「アールグレイはレモンで飲むべきか？ それともミルク？」という場面があったそうですが、アールグレイは、いわゆるフレバーティですから、それにフレバーの一種であるレモンを追加するのは、趣味ではありません。
で、
この質問の答えは、「イギリス人は基本的にレモンティーを飲まない」だそうですが、「イギリスではレモンティーと言わず、ロシアンティーと呼ぶ」そうです。それは、「ヴィクトリア女王の孫娘アレクサンドラが、ロシアの王室に嫁ぎ、祖母にレモンを浮かべたレモンティーを振る舞ったから」からだそうです。
で、
ロシアンティーといえば、日本ではジャムを入れる飲み方ですが、ロシアでは、ジャムを紅茶の中に入れないそうです。紅茶に、ジャムを添えるそうですが、それをお菓子のように口に入れて（なめて）、紅茶を飲むという飲み方をするそうです。砂糖も昔は、溶かさず、口に含んで、飲んでいたそうです。まさにニコラシカ。
