「一戸」から「九戸」までの地名のうち、なぜ「四戸」だけがないのか。

気になって調べてみた。

平安時代末期から中世にかけて陸奥国糠部郡に「一戸」から「九戸」までの行政区域が存在したが、寛永11年に糠部郡が北郡・三戸郡・二戸郡・九戸郡に解体、再編された際に「四戸」のみ復活しなかった(理由は結局不明)。

「四戸」にあたる現在の地域は、馬淵川下流域の浅水・剣吉・名久井・福田・苫米地・櫛引・島守地区。

https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000004012

 

南部氏の分家は一戸、三戸(宗家)、四戸、七戸、八戸、九戸。