akon2.00βのよっぱらいの戯言

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十三の海鳴り

 

蝦夷太平記 十三の海鳴り

蝦夷太平記 十三の海鳴り

 

 十三の海鳴り

鎌倉時代後期の「安藤氏の乱」の小説

高橋克彦の「陸奥三部作」、火怨(アテルイ)炎立つ(奥州藤原氏)、天を衝く(九戸政実)とあわせてよみたい。「天を衝く」と同様に九戸政実が登場する「冬を待つ城」という別の著者の作品もある。

 

北畠顕家ファンとしては浪岡御所とか浪岡北畠氏は顕家の子孫だという設定は好きだ。

 

巌鬼山神社鬼神太夫の伝説とかヒッタイトイスラエル10支族とか八瀬童子とか

キーワードてんこ盛り。

 

 陸奥湾から巫子沼、戸鎖川、鷹架沼を経て太平洋にでる運河建設の計画があったとは知らなかった。

 

 小浜の羽賀寺が焼失した際、後花園天皇からの勅命を受け、安藤康季が再興させ、奥州十三湊日之本将軍の名乗りを許されたと若州羽賀寺縁起に記されているように、奥州と小浜はつながりがあり、龍宮伝説の豊玉姫命を若狭姫大神として奉祀した神社、若狭姫神社の龍宮は琉球であり、小浜と琉球は交易していた。