akon2.00βのよっぱらいの戯言

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封神演義

封神演義

 

封神演義 前編 (集英社文庫)

 

三国志西遊記と並ぶということだが存在すら知らなかった。

太公望のヘツドハンティングのされ方だけが印象に残っており、

その後の活躍については知らなかったがある意味、太公望伝記。

 

天地開闢神話
盤古(女媧、伏犠)が崑崙山(…伝説の山。中国の西方にあり、黄河の源で、西王母や八仙人が住んでいる)で天地を切り開いた。

盤古は混沌に生まれ、混沌に向かって大きな斧を思い切り振り下ろしたら、天と地とが分かれた(陰陽とも両儀ともいう)。さらに、天と地の間に人が生まれた。

盤古が倒れた時、彼の体に大きな変化が起きました。その口から出る息は風と雲になり、その左の目は太陽となり、右の目は月となりました。手足と体は大地の4極と5方の名山(泰山、衡山、嵩山、崋山、恒山)となり、血液は長江と黄河に、静脈は道に、筋肉は田畑の土、髪の毛は天の星になりました。全身の産毛は草木になり、歯、骨、骨髄はきらめく金属や硬い石、なめらかで艶のある宝石になり、もっとも役に立ちそうもない汗さえも清らかな甘露になったのです。


盤古によって生み出された人間から、やがて、有巣氏という人物が現れ、
木の上に住まいを作って、獣から身を守ることを教えた。燧人氏は、
木を摩擦して火をとり、食物を調理することを教えた。
伏羲が、天地の理(ことわり)を理解して八卦を画き、結縄の政に代えて書契(文字)をつくり、蜘蛛の巣に倣って網(鳥網・魚網)を発明し、また魚釣りを教えた。

四象
春夏秋冬、木火金水、日月星辰、水火土石など

三才
天・地・人の3つの才(働き)

三皇五帝
神に等しい三皇(伏羲、神農(炎帝)、軒轅(黄帝))と人々の帝となった五帝(少昊、顓頊、帝嚳、唐堯、虞舜)

まつげ

ここ数年まつげが抜けると高い頻度で目に入る。

抜ける分には問題がないんだけど、結構な確率で、目に入って痛い。

これまでおそらく目に入っても涙で自動排出していたんだろうけど、血も涙もなくなってしまい、自動排出できなくなつたようだ。

定量データを計測してみた。

月曜→翌火曜→翌月曜。少数サンプルだけどだいたい週一。

まつげは13か月で生え変わり、日本人のまつげの本数は、片目につき平均で上が100120本、下が3040本くらいつまり、200本とすると、一日2本はぬけていることになるので、14本に1本は目に入っていることになる。これは高確率ではないか。

統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である

 

実務では使えないけど、数学が嫌いな方向けの超入門書。

あみだくじ必勝
「端を選ぶな」
→いやいや、これは負けることもあるから必勝法ではないからと日本語がいいかげん。

統計学が最強の武器となるワケ
「どんな分野の議論においても、データを集めて分析することで最速で最善の答えを出すことができる」
→あれ?タイトルは武器ではなく、学問だったけど

 

エビデンス」が医療を変えた。
EBMを「科学的根拠に基づく医療」、つまり、エビデンスを科学的根拠としており、
そのひとつが妥当な方法によって得られた統計データとその分析結果としている。

データをビジネスに使うための「三つの問い」
・何かの要因が変化すれば利益は向上するか
・そうした変化を起こすような行動は実際に可能か
・変化を起こす行動が可能だとしてその利益はコストを上回るのか
→つまり、ゴール設定が大切だと言っており、これは統計学の世界ではないので、
最強説は崩れた。

 

「あるある」は当てにならない
「あるある」は「記憶の偏り」によって左右されることが心理学者あるいは認知科学者たちによってすでに実証されている。
統計学最強はどこにいったんだ。これは心理学であり認知科学でしょ。


「実験計画法」は農場で生まれた
→おかげさまで統計学を学ぶことができました。


ランダムは意外と難しい
→意外でなく、ランダムな乱数は発生させられないんだけど

回帰モデルを使う際は交互作用に注意する
→多重共線性のことをいいたいのかな

 

統計学計量経済学の「表面的」な違い

著者は計量経済学者ではないので致し方ないと思うが

計量経済学者は計量経済学者である前に経済学者である。

つまり、統計学によって道び出された結果を、

「経済学的知見」に基づいて判断するのである。

これを「計量経済学者のほうが統計家よりも交互作用項を含む説明変数の選択についてより慎重な検討を行う」と

解釈するのは本末転倒である。

計量経済学者はいみじくも著者が漏らしたように、統計学を学問ではなく「武器」として利用しているのである。

 

統計学計量経済学の「表面的」な違い

帰納とは個別の事例を集めて一般的な法則を導こうというやり方、演繹とはある事実や仮定に基づいて論理的な推論により結論を導こうという方法」

「「演繹」の計量経済学と「帰納」の統計学

→、3章で、「三つの問い」としてゴール設定する必要性について述べたことについて忘れてしまったようである。

ベイズ派と頻度論派の確立をめぐる対立

頻度論派とベイズ派との違いは「事前に何らかの確立を想定するか」「しないか」

ベイズ的な考え方であれば、「事前確立」という仮定を置くとデータからどういったことがいえるか、という演繹が可能になる。」

→「演繹」の計量経済学という説はどこにいったんだ。

→医学の世界(TDM)で、具体的な例を挙げて、説明してくれればいいのに。壮絶な議論が交わされていることを知らないのかな。

→医学部出身なんだから、ドイツ医学(研究重視)とイギリス医学(臨床重視)という観点で説明すればいいのに。東大出身だから書くわけにいかないのか。

 

そういえば、分布の話は出てこなかったな。

コスパ飯

 

コスパ飯 (新潮新書)

「行列ができる」に飛びつく安っぽい好奇心

→御意

うまいものを知っている人を見極める

→御意

ナイルレストランのファンらしい。

牛めし

→柿安の黒毛和牛牛めし

弁当

木挽町辨松 料理折詰2番

→品川駅、東京駅 品川貝づくし

→東京駅 GRANSTA イベリコ豚重→ベジョータイベリコ豚

 

佐藤水産名物 手まり筋子、マホッケ

 

えべチュンらーめん

ラードで豚バラを炒め、もやしを投入。もやしにほどよく火が通ったらスープ用のお湯、スープの素を入れる。別に茹でていた麺(ゆで時間はなんと6分!)を丼に移し、そこへ具材の入ったスープを入れて完成

 

マルちゃん焼きそば→カリカリ焼きそば→油を引いて麺を中火で焦げるまで焼く

 

鰻→うなぎ屋かわすい→川口水産の国産うなぎの蒲焼き

おでんだね→小田原 籠淸 籠清揚

担々麺→想吃担担面

 

栗原はるみレシピのカレー

 https://www.yutori.co.jp/recipe/?_action=search&type=&keyword=%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC&page=2

 

レトルトカレー→響 佐賀黒毛和牛カレー

 

スープカレー

大泉洋プロデュース 本日のスープカレー

 

ハンバーグ

ためしてガッテンレシピ

 

 セブン・イレブンで買えるレトルトや惣菜だけでオリジナルのメニューをつくるくらいなセブンファンらしい。したがって、デニーズのファンでもあるらしい。

 

ダン・アリエリー、三冊まとめ読み。

*ずる

ずる――?とごまかしの行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

グルーチョ・マルクス
相手が正直者かどうか判断する方法はひとつ。直接そいつに訪ねてみればいい。もし「はい」とこたえたなら、そいつはペテン師だってことだ


SMORC(シンプルで合理的犯罪モデル)

SMORCの基本要素①犯罪から得られる便益、②つかまる確率、③つかまった場合に予想される処罰で、①の便益と②③の費用を天秤にかけて一つひとつの犯罪が実行に値するかどうかを判断できる。つまり、人は自分の置かれたそれぞれの状況を合理的に分析し、それを基に犯罪を行うかどうか決めるというもの。善悪の判断は、はい入り込む余地はない。

 

つじつま合わせ係数
つじつま合わせは、好ましい自己イメージを保ちたい、それでいてごまかしから利益を得たいという、二つの矛盾する要求の微妙なバランスを図るしくみで、その可否はずるの大きさと「つじつま合わせ係数」の掛け算によって決まる。

 

共有地の悲劇
たくさんの利用者が共有資源(水やトイレットペーパー)が必要以上に自分のものにしようと、搾取しまくることによって資源の枯渇を招いてしまう。

 

消耗すると(疲れると)論理的思考力が多少低下し、それとともに道徳的に行動する能力も衰える。

 

合理的放縦仮説
合理的な人間はたまには誘惑に屈するべきだ。

消耗しすぎず、次にやってくる誘惑を迎え撃つ力を温存できるから

誘惑に打ち勝つより、誘惑事態を避ける方がずっと楽。

誘惑に屈する口実が欲しい場合は、ダン・シルバーマンの合理的放縦仮説が使える
ひとつごまかしをすると他のごまかしに対する耐性が弱くなる

対外シグナリング
私たちが身につけるものを通して、自分が何者であるかを他人に知らせる方法

自己シグナリング
人は自分で思っているほどには、自分のことをはっきりわかっていない。

 

自己欺瞞

ウソをつき、そのウソのままに行動していると、いつの間にか自分自身も欺いてしまう。これは、自分の作り話を信じるのに役立つ。

 

「そんなの初めからわかっていた」といわせないために、事前に予想を書いてもらう。

 

創造性と不正

創造性が高い人はつじつま合わせがうまいために不正をする可能性も高くなる。

感染症としての不正行為

自分と親しい人が不正をしていることを見ると不正への耐性が弱まる。

不正が感染する、誘発するという「割れ窓理論

 

協働して行う不正行為

自分が不正を行うことで他者の利益になる利他的な不正が起こりやすい。

 

半・楽観的なエンディング

つじつま合わせ仮説から、人は「それほど」不正はしない。

不正を促す要因→「正当化の能力」「利益相反」「創造性」「一つの反道徳的行為」「消耗」「他人が自分の不正から利益を得る」「他人の不正を目撃する」「不正の例を示す文化」、

不正に影響のない要因→「不正から得られる金額」「つかまる確率」、不正を減らす要因が「誓約」「署名」「道徳心を呼び起こすもの」「監視」

 

*行動経済学 人生相談室

「行動経済学」人生相談室 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

2012年にウォールストリート・ジャーナルのコラム「アスク・アリエリー(アリエリー先生に聞いてみよう)」という場で、一般的な質問に対する回答を、質問者の許しを得て公開し始めたものに、加筆修正したもの。


人に頼まれると断れない

→「成功の呪い」。頼みごとをされるたびに、①ほかの約束より優先するつもりがないならノーといおう。②予定がすでに入っていて残念だと感じるなら引き受ければいい。③「キャンセル・エレーション」、頼みごとを引き受けて後でキャンセルになった場合に高揚感(エレーション)を感じるかどうかを想像する。

 

就職する前に冒険してみたいけど

→私なら迷わず行く

 

転職したら幸せになれる?

→「不満の根っこは何か」「どこに行っても君は君」

→「授かり効果」→手放すものにとらわれて手に入るものに十分目がいかない、「現状維持バイアス」→変化することも変化しないこともともに決定なのに変化しないことは決定と思わないこと、「不変性バイアス」→決定してしまうと二度と変更できないと思ってしまうの三種類の意思決定バイアスに悩まされている。トライアルすればいい。

 

 レベルの低い環境で一番を目指す?

 →現状の環境で前進できないかを考える

 

なぜ外部の人材の方が評価される?

→相手を知らないと、羅漢的すぎる期待で情報の欠落を埋めてすばらしい能力を秘めているはずだと思い込むから。

 

職場のホッチキスが消えない方法

→現金と同じだと知らしめる。

 

会議中のマルチタスクはバレない?

→みんなもやっているからバレない

 

作業時間が三倍増えたのに喜ばれた

→①ぼんやりと待っていると時間を牟田背にした気になる。②誰かが自分のためにはたらいているのをみると、とてもいい気分になる。

 

これってコンサル流のトーク術?

→三つのポイントで回答することで、答えを単純化することと、隙のない完結した答えだと思わせることの間のバランスをとっている。

 

告げ口したら嫌われた

→自力で解決してほしい、外部の権威者を頼ってほしくない。

 

落第しそうな学生がすべきこと

→家族の健康を阻害するので、家族との連絡を絶つべきだ。

 

好きな先生と苦手な先生がいる

→「喜びと苦しみの積み重ね」嫌いな科目を好きな先生に教わるときは先生に集中する、好きな科目を苦手な先生に教わるときは授業に集中する。

 

専門家のくせに説明が意味不明

→知識の呪縛にとらわれると、そのテーマは誰にとっても単純で理解しやすいと思い込んでしまうから

 

市場ではモラルが失われるのか

→市場にはモラルを直接損なう効果があるかもしれない

 

投資判断を冷静に下せない

→冷静な状態と高ぶった滋養隊の感情のギャップ。何でもやりたいことができ、いつでもそれを取り消せる自由があるとき、愚かな決定をしがちである。意思決定に制約を設けることで、長期的な目標への道を外れずにいられる。

 

投資アドバイザーは雇う価値あり?

→アドバイザーのサービスにそれだけの金額を直接支払いたいかどうか

 

オークションで高く売るには?

→一度きりの封印オークションの場合は、参加者が考えた価格帯に依存し、高めに設定する。入札が数回に分けて行われる場合は、売値を低く目に設定して、多くの人にオークションに参加してもらう。

 

相手のミスで儲かってしまった

→間違いではない。

 

老後資金の確保を促すには?

→早死にすること

 

確定申告がほんとに面倒くさい

ヘブライ語のミツバーには、義務と善行の両方の意味がある。税金をミツバーと考えることにしている。

 

「お金返して」といえない

→この話題を持ち出せば当面少しは気まずくなるが、長い目で見れば友情を壊さずにいられる。

 

特売品をプレゼントしたらダメ?

→その値段を教えないなら、ノープロブレム。値段を教えるなら、高めに。

 

あげたプレゼントが使われていない

→ワインのような時間がたつほどよくなるものをあげれば、使われなくても気にならない。

 

クリスマスカードが面倒くさい

→誰も気づかないし、気づきもしないので、親しい人だけでいい。お互いに義務感から解放される。

 

愚痴ばかり聞かされてウンザリ

→愚痴をこぼされた方が親近感を持つ。愚痴をこぼす側を安心したいからだから、信頼の証である。なぜ、愚痴をこぼしているのかを考えると、さらに二人の関係をうまくできる。

 

ゴシップはなぜ楽しい?

→誰でも会話に参加できるという社会的協調性のため。

 

結婚ってある種の賭け?

→結婚を賭けに例えるのは戒めとしては良い。他人の結婚を賭けという観点から考えるのは楽しいかもしれないが、自分の結婚は賭けとして考えるべきではない。

 

結婚指輪ってそんなに大事?

→何かが理解できないからと言って、それが不合理だとは限らない。男性が指輪を買いに行くのが嫌いだからこそ女性はそれを欲しがるという見方もできる。

 

結婚する意味がわからない

→結婚はお互いへの献身と長期的な関係を促す重要なきっかけとなる。

 

今の彼女と結婚すべき?

→できるだけ実験すること

 

どうすれば夫婦会計はうまくいく?

→共同口座を持つべきだ

 

なぜ人は離婚するのか

→人が自分の下した決定に一年でも満足していられるとは思えない。

 

なぜ人混みの中でデートする?

→①気まずい沈黙を感じずに済む。②話題が途切れても雑音のせいにできる。③近づける。④性的興奮を高める。

 

口説き文句って効果あり?

→人は誉め言葉を言われるのが好きだ。誉め言葉を言ってくれる人に好意を持ち、誉め言葉が本心でないことを知っていても好意を抱く。

 

不倫サイトは不倫を助長するか

→イエス

 

娘の新しい彼氏が気に入らない

→「彼の好きなところを10個挙げてみて、一番嫌いなのはどうゆうところ」と質問することで、好きなところが少ししかなく悪い面に気が付くかもしれない。

 

なぜ男はハイヒールが好き?

→①背筋が伸び、姿勢が変わる②背が高く発作りして見える。③脚がほっそりして見える。

 

初デートでベッドインしたいけど

→ポジティブなシグナリングをすること

 

男性器の大きさって重要?

→イタリア人の正直度が上がった

 

セックスした相手に泣かれたら

→つらい

 

子どもをもつかどうか決められない

→疑似的体験をする

 

孫に会わせてもらえなくてつらい

→謝る。

 

息子が電話をくれない

→定期的に電話をする日時を決める。

 

飛行機の旅はイライラばかり

→人類共通の性質を身をもって体験する機会だと考える。

 

休暇中のほうがずるしやすい?

→データがない

 

旅費の節約と快適な旅、どっち?

→疑似体験する。

 

楽しい時間をもっと長く感じたい

→毎日違うことをすればいい

 

恒例イベントは守るべき?

→「損失回避」の心理法則は、①決まった選択肢に落ち着く前に、開拓する価値がある。②多様性は人生のとても重要なスパイスだ。③休暇の三つの楽しみ方、期待に胸を膨らませ、旅行そのものを楽しみ、あとから思い出をかみしめる、のうち、一番時間が短いのが実際に旅行している時間だ。

 

マンネリを打破したい

→協調問題。「同時の」協調を、「段階」の協調の問題に変える。

 

友人と何をして遊ぶか決められない

→最適解決策を見つけるのはとても難しいので、タイムリミットを設定し、決まらなかった場合に備えてデフォルトの決めておく。

 

スポーツ・ファンは不合理だ

→最終結果より経過を楽しむことの方が大切だ。

 

割り勘の一番いい方法は?

→誰か一人が全員の分を支払い、毎回支払う人を待ち周りにする。おごってもらう人の数が最大になり、社会的厚生が高く、おごる人自身も与える喜びを感じる。

 

食べ放題は何から食べるべき?

→バランスの取れた健康的な食事をすること。「変化は人生のスパイスである」。多少の例外を設けて、一度も試したことのない珍味をちょっと試すのもいいだろう。

 

好物は先に食べるかあとで食べるか

→どんな料理を食べるときも最初の一口が一番おいしい。「喜びの最大化」を求めるならばおいしいものから、「最低レベル回避」を求めるならばイマイチのものから。おいしいものからたべはじめてイマイチを食べれころに満腹していれば食べる量を減らすことができる。

 

ワインのちがいがよくわからない

→上限金額を決めておく。

 

ニンニク食べたら元気もりもり

→気分がいいのは周りの人が寄ってこないから

 

ダイエットがつらい

→ダイエットを挫折させるようなデザートを最初から目に入れない。

 

夜になると自制心がなくなる

→魅力的な食べ物をすべて家からなくしてしまう

 

たかがコーヒー一杯にその値段?

→物珍しいから

 

同じ距離なのに面倒くささがちがう

→「反事実的思考(もし~だったらどうなっていたかを考え、その架空の現実と今の状況を照らし合わせる方法)」。架空の現実を想像しないように行動する。

 

運動すると頭がすっきりする?

→ランニングは頭をはっきりさせる最良の方法

 

運動なら長時間集中できるのに......

→運動は「体を動かすのは健康にいい」と決まっているので、仕事をさぼる理にかなった口実になるから。

 

アリエリー先生の服、なんか変

→楽な服装をすることに強いこだわりがある

 

ネットフリックスが許せない

→美術館のようなもので、特定の映画を提供するサービスではなく、厳選した最適なエンターテイメントを提供してくれるサービスとして考える。

 

人づき合いはフェイスブックだけ

→社会協調の仕組み

 

ネット住民が低俗に思える

→ネットを通すことでみえやすくなるだけで、普段から低俗なやり取りばかりしているせい。

 

オーディオプックって子どもっぽい?

→目で読む方が耳で聞くより難しいとは限らない。聞いたことを別の言葉で表現する。読むという言葉の意味を広げる。

 

サービスとは名ばかり?

→ネーミング

 

どの車を買うか決められない

→コインで決めろ。時間をかけてもどの選択肢がベストか決められないのは、迷っている選択肢がどれも全体的にみて大差がないから。

 

派手な車に乗る意味って......?

シグナリングのため

 

中年だけどスポーツカーが欲しい

→テスラはスポーツカーだが、環境にやさしいイメージがある。

 

前の車が横入りを許すとムカつく

→他人の幸運をもたらしたのが自分だと感じること。

 

探し回るべきか、気長に待つべきか

→「無為への嫌悪」。手持無沙汰の状態が苦痛だ。

 

都心と郊外、どっちに住むべき?

→ほとんどの人は家が大きかろうが小さかろうが、近隣に緑が多かろうが殺風景だろうが生活のたいていのことは、思ったより早く変化に順応する。ただし、一部のものごと(予測できない不確実なもの)、通勤については、まったく順応しない。

 

家の掃除が嫌だ

→最終目標を達成できる能力。つまり、100%きれいにできるはずはないと思っているから。

 

洗濯すると靴下が片方なくなる

→なくなつた靴下の過大推計

 

一番使われないのはどのトイレ?

→人が何歩先まで考えているかに依存する。

 

ゴミ捨てのマナーを守ってほしい

→住民のミーティングを開いて、今後のやり方について話し合う、

 

どうすれば喫煙者が減る?

→危険性を広く知らしめる取り組みを進める。

 

「席を替わって」といい出せない

→「顔のある犠牲者効果」。車内アナウンスなど、大きな心理的距離ができるようにする。

 

夜道で女性に警戒されてしまう

→携帯電話を取り出して大きな声でお母さんに電話をかける。夜お母さんに電話をかける人に悪い人はいない。

 

なぜか十五セントをせびられた

→①ユニークなお願いをすることで気を引くことができる。②具体的な金額を示すことで、決断しやすくする。

 

教会に献金すべき?

→もちろん。お金を人に分け与えると自分のために使うよりも幸福度が高い。

 

鳥のエサをリスにとられたくない

→エサ台の名前を「リスと鳥のエサ台」にかえること。

 

期待が高すぎると逆効果になる

→同感だ

 

人間の魂を二〇ドルで買ってみた

→「パスカルの賭け」。以下の三つの理由から良い取引をした。①上質な時間を過ごした。②話のネタになる。③魂の持ち主になれた。

 

年々時間が経つのが早くなる

→新しい経験が減っていくから

 

新年の誓いって意味ある?

→一週間くらいはある。

 

なんだかんだで迷信を信じちゃう

→この迷信は考ええる完ぺきなものに近い。罰を帳消しにする儀式も加えよう。

 

運がいい人って本当にいる?

→いろんなことを試すといい。

 

不合理な自分がイヤ

→自分中心の視点から抜け出すこと。

 

人間の意思決定の何割が不合理?

→不合理な決定の割合より、そうゆう決定が私たちの暮らしや健康に与える影響の方が大事。

 

自由意思って存在するの?

→そうでもあり、そうでもない。自分たちの強みを活かし、より重要なこととして、弱みを克服するような方法で環境をデザインする能力にこそ、自由意志がある。

 

自分はむしろ合理的すぎる気がする

→酒だ。

 

アリエリー先生自身は合理的なの?

→ときどきは。

 

 

 

 

日本語版付録

成毛眞氏:「新型iPhoneが出るたび買ってしまうのはなぜ?」
→「予期後悔」と「後悔回避」のため。これを回避するには、情報を入手しないこと

 

三谷宏治氏:「行動経済学では説明つかないことって?」

→人間の行動や決定とは関係ない物事。

 

 

 

*お金と感情と意思決定の白熱教室楽しい行動経済学

お金と感情と意思決定の白熱教室: 楽しい行動経済学

NHKで放映された内容を書籍化したもの。

・選択肢の設計

オプトイン(肯定文)/オプトアウト(否定文)の際に、デフォルトの値に選択は左右される。

つまり、楽なデフォルトを選択し、お勧めと思う。

 

胃袋では食べた量がわからず、目でも食べている。

・ソーシャル・プルーフ→社会的証明。自分の意見の妥当性を証明すること、

ひいては他人に思わず同調してしまうこと

物知りな他人に従う「合理的な同調」と無知な他人につい合わせてしまう「不合理な同調」

感情は合理的な思考のシステムから切り離されている。

問題が大きくなればなるほど、人々の関心は小さくなる。

物事を統計的に、数学の問題として捉えた途端、私たちの感情のスイッチは切れてしまう。

 

マルチディシプリンとインターディシプリン

専門性(Discipline)の異なるメンバーが単に集まっただけだと「Multidisciplinary」(マルチディシプリン)な状態。

そこに共通の理念(ベース)が加わり、その下で共通言語を持って協創活動を行うことで「Interdisciplinary」(インターディシプリン)な状態となり、イノベーションが生まれる。

というデザインマネジメントのこの部分にいまだに引っかかっている。

 

共通の理念が加わるとInterdisciplinaryになるというのがわからない。

さらに

Interdisciplinaryとなるとイノベーションが生まれるというのがさらにわからない。

理念でなく、passionなら、ちょっとわかった気になるけど、Interdisciplinaryにそんな意味はないからなぁ。