id:marrowさんの日記でダイコン時代の設計手法をトライアルで開始したそうだ。実践記というやつですよ。試行錯誤の過程がでていて役立つと思う。ファーストトリップなので、細かいことは考えず、骨格を作ることを目的にすばやく最後までいってほしいものである。あとラウンドトリップの回数は事前に宣言しておいた方がより実践的である。
とあるので、業務分析が終わり、サブシステム分割以降の物語であることを心にとめて読み進める必要がある。つまり、サービスはすでに洗い出されてしまった。他に以下のサブシステムがあると想像しておく必要がある。
- ポイント照会
- ポイント交換
- オーナーサイドシステム(マスメン、ポイント取り消し、ボーナスポイント、日次、月次、年次・・・)
- 会員登録
などなど
で、私ならば、ここでお客さんに
「お、お代官様、既存システムはありますか」「うむ」
「すると連動が必要ですよね。たとえば顧客システムとか」「うむ」
(ちっ、DB設計はもらえないのか)
「のちほどデータベース設計書をいただけますか」「うむ」
「あと、現行システムへのサービスの追加になりますか」「うむ」(ちっ)
「のちほどシステム構成図などをいただけますか」「うむ」
「ポイントの付与の方法はどうなってるのでしょうか。企画書などを拝見させてください」「うむ」
(ルール、ルール、ルール)
「ところで、認証サーバを別にしておきますと、他のシステムがダウンしていても投稿を受け付けておけますがいかがお考えでしょうか」
(認証も、ルール、ルール、ルール)
「・・・」
「あと、会員数と一日当たり想定アクセス数はいかがでしょうか」
「・・・」