名を名乗れって感じなんてですが、「コンサルです」と初対面であいさつされると困ります。このときに、名刺に会計士やら中小企業診断士のなんたらって書いていると安心します(俗に言うさむらい業ですね)。逆にXXXコンサルだととても困ります。人材コンサル、戦略コンサルってなんでしょうね。
業務コンサルはしないと(できない)といっているのは法的に詐称行為にあたることもありますが、さむらいに敬意を表していることもあります。がたがたと説明を聞かなくてもあっあの程度の基本的素養がある方なんだなぁとわかるわけですね。ソムリエもそうですよね。別にバッチなくてもいいんですが、初めての店でバッチがあるかないかでオーダーの仕方は変わってしまいますから。
で、困るのは、スコープを説明できない自称コンサルです。お前はどうなんだといわれれば、手広くコンサルをやっていると勘違いされているようですが、旧知の数社と手堅くおつきあいさせていただいておりますので、いまさら説明することがありません(最近は名刺を持ち歩かない体たらく)。めんどくさいのでコンサルといっていますが、私が何者かを分かった上でのビジネスなので、コンサルティング契約だったりしますが内容はほとんどがメンターであり、コンサルといえないと思っているので、コンサルと称して営業しないです(そもそもあまり営業しないのですが)。オブジェクトクリニック(これも詐称かも)と称している所以もこの辺りにあります。まぁ、商社の流儀で、口銭ってやつで糊口を凌いでいます。これも一言で言えば、コンサルなのでコンサルじゃないとは言いません。と私自身がこんなですから、スコープを説明できない自称コンサルを非難できないのかもしれませんが、やれる自信があるとかでなく、いったい何ができるのかをいってくれないとビジネスにならないです。自慢するほどすごくないと自慢話のために私を拘束しないで。頼むからUMLでしたら任してくださいなんて言わないでよ。このあたりからITSSは変えてやりたい。