確かに一時期はナショナルブランドの海外進出は燃えた。「はしか」みたいなものなのかもしれない。でも、冷静に考えたら、今日のようにネットワークインフラが整備された状況では進出って言葉は不適切で、必要とされれば地理的な制約に関わらず、利用される。言語的な問題とかあるけど、なにも声高に「海外展開!!!」っていわなくても、「良いもの」は利用される。悪いものは、いくら叫んでも広まらない。コンソーシアムなんて意味を成さない。井の中の蛙をさらけ出しているだけで、世界の情勢も知らないで「海外展開」って笑止。展開という意味が、24時間体制のサポートセンターとか、現地にサポート窓口を開きますというならば、理解できる。多言語を扱えるようにすることならば、単に言語の国際化にすぎない。ITが本職ならば、海外展開という言葉の矛盾に気がついてほしい。
まず、海外って目標設定が、海外を知らないことの証。海外って一括りにしてどうするのよ。広いんだよ。国際マーケットがあるわけでないので、特定のリージョンであったり、特定の人々を対象とすることになっても海外というの?海外にある現地法人も海外だよ。国内にある海外企業は海外じゃないのね。単に多くの人に使ってほしいという意味で、海外って使うのは誤用。そもそも「海外展開」って発想が島国根性丸出しの覇権主義。世界制覇した後はどうするのw
次に、ナショナルってなに?、ソフトウェアでナショナリティを主張する意味は?ナショナルブランドといいながら、世界を意識したとたんに無国籍ブランドにならない?舶来品にコンプレックスを持った国粋主義者なのかな。
最後に、Struts、Springなどなどいろいろありますが、世界進出なんていっていますか。まぁ、自国のチャンピオンシップを争うことをワールドシリーズと呼んでいる人々もいるので、ある意味、中華思想だと思っているけどね。これがナショナリティだよね。世界進出っていうのは、発展途上国が口にするような言葉のような気もしています。いや、発展途上国なんですけどね。「サムライ」って・・・時代錯誤もはなはだしい表現。侍って非生産階級だよ。開発者をそれとたとえてどうするの。
いやね、MIJSの目的と趣旨を読んでいるのですが・・・・・理解できないんですよ。
しかし、アプリケーション分野では、決して日本のソフトは海外に負けません。要求の厳しい日本のユーザーの中で熾烈な競争を勝ち抜いた商品は、十分海外に通用する品質と使い勝手を持っています。
品質よりアジリティの時代になったんじゃないの。web 2.0をどのように理解しているのかな。アジャイルに提供して使ってもらうことで、「機能的な」品質が向上していくんじゃないかな。「十分海外に通用する」なら、それでいいじゃないの。使う使わないは利用者が決めること。こうゆうの自画自賛という。コンプリックスの塊だよね。アプリケーション分野で勝ってどうするのよ。ローカライズの世界でしょ。
方針
・コンソーシアムはシナジーを生む共通基盤。
・個別の商品が売れるかどうかは個々のベンダの努力による。
・各ベンダが努力することで、結果的にコンソーシアムも成長。
シナジーって、単にMIJS標準規格という独自規格を作っているだけじゃないの。ベンダのエゴがでて、動きが取れなくなる、過去のコンソーシアムとなにが違うんだろう。SCAじゃいけないのかな。海外展開というなら国際規格にすべきだと思う。
個別の商品が売れるかどうかは個々のベンダの努力による。
個々に努力するならば、コンソーシアムに入る必要性はないじゃないの。シナジーって協業するから、生まれる。売るためのコンソーシアムじゃないなら、なにのためなの。
目的
日本の有力ソフトウェアベンダーが結集し、製品の相互連携を行って海外展開および国内ビジネス基盤の強化を図ります。
EDIっとどうなったと思う?能書きだけならESBで十分。相互連携と海外展開が結びつかない。海外で使われていない製品同士を連携しても、海外展開できるとは、思えないのでSAPなりOracleと連携すれば事足りるのではないか。
・各ベンダが努力することで、結果的にコンソーシアムも成長。
コンソーシアムを成長させてどうするの。各ベンダの努力を搾取するってこと?デファクトを狙って利権を得ようとで見放されてデファクトでなくなるパターンだね。
おそらく、ネット社会で、海外って区別すること自体が私には理解できないだと思う。もしかして、舶来信奉の裏返しで、海外に進出して、自己顕示欲を満たしたいというならば、なんだなぁ。そんなことで、舶来主義者がなびくわけはない。日本は外来文化なんだよ。先祖代々、舶来信奉を受け次いできているわけで、これかなければ、と文字のない国民になっていたかもしれないし、その国民性が気に入らなくても一朝一夕に代わるものではない。代えることに意味があれば、代わる国民性でもあると思っている。