日経コンピュータの方と会ったあとだから、阿るわけじゃないけど。
RFPは「提案依頼書」と訳されるのが普通だが,「要求仕様書」などと表記されることもある。要求仕様書と提案依頼書とでは,その内容や作り方がまるで違ってくる。前者は自分で要件定義まで済ませた後に,より早く安く作るための提案を募るのに対し,後者は要件があいまいな状態でどのようにシステム化すればいいかといった部分までベンダーの提案力に期待する部分が大きい。
この二つの違いは常々大きすぎると思っていた。
決まった作り方がないということは,実際に作られるRFPに記載されている内容もその形式もバラバラということである。取材の中では,永井氏の私見をベースに書かれた前述の連載の内容に対する異論や反論もたくさん出てきた。その中から,RFPに記載する内容やベンダー選定のプロセスについて相反する意見を3つ紹介しよう
そうなのよ。
RFPに予算を記載すべきか否か
質疑応答の内容を他ベンダーにも公開すべきか否か
人を選ぶか会社を選ぶか
なるほど