akon2.00βのよっぱらいの戯言

色しょく是食、食しょく是色

プログラマの「本懐」

プログラマの「本懐」 ~アーキテクトという選択諸般の事情により読みました。
ある人以下のように言っていたのですが

 「アーキテクトという選択」というサブタイトルのように、これはアーキテクトが主題となった本ではないのだ。「こういう仕事もあるよ」という「視点」を紹介したものだ。
確かに成功する本の企画はかくあるべきだというつくりの書籍ですね。

アーキテクトと書いてあるが、なにがアーキテクトなんだかわからなかった。スーパーSEとどう違うんだろう。しかも、ここで述べているアーキテクトは数名から十数名程度の開発チームリーダのことを述べているに過ぎない。彼らがアーキテクトではないという気はないが、彼らをもってアーキテクトというには狭義な定義だと思う。

アーキテクチャ設計書を示しているけど、基本設計書と変わらない気がする。そもそもユースケースを元に切り出された機能仕様書をもとに設計するアーキテクチャってアプリケーションアーキテクチャにすぎないじゃん思ったらそのように書いてあった。がっかり。二章のタイトルが「アーキテクトとして要件定義に加わる」なんで期待したんだけどね。別のところでは、システム要件定義書からアーキテクチャ設計を行うようになっているからいいかげな本であるには違いない。要求分析の結果を見て、システム要件にアーキテクチャを盛り込むべきだと思う。こんな支離滅裂な方がアーキテクチャを語るなんて笑止千万。

要求分析でアクティビティ図やユースケース図を使っているほとんどの場合は、サブシステム化がおわってからの話だからわざわざアーキテクトになりましょうというほどではないと思う。それに、主人公がほとんとひとりでドキュメントを作成できるという規模の想定なので、アクティビティ図やユースケース図で事足りるんだけど、この程度の規模のアーキテクトになってプログラマは「本懐」を遂げられるというのは、プラグラマを馬鹿にしていないか。

しかも、アーキテクチャ設計書の項目が設計方針の記述、各種標準の規定、フレームワークの概説、フレームワークAPIドキュメントというはお寒くないか。

というわけで、速攻でアマゾン・マーケットプレイス行き。むむむ、先客がいて、当分売れそうにないし、買い手の指値が400円。とほほ