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掃き溜めに鶴 v.s. どこの馬の骨 その2 [再販制度と町の本屋の崩壊]

町の本屋が減っていっているのは、アマゾンなどが原因でしょう。インターネットで書籍が買えるという便利さもありますが、定価販売している店と割引している店では勝負にならないと思う。出版業界はそろそろまじめに書籍の再販制度を見直したほうがいいんじゃないかなぁ。ネットで立ち読みできるようになってきたし、私の読みたい本は町の本屋にはないので、町の本屋を保存しようなんて高尚なことは考えていないけど、へんてこな制度やめればいいのに。

本の再販制度についてご理解とご協力を!


Q.再販制度がなくなればどうなるのでしょうか? 

A.読者の皆さんが不利益を受けることになります。①本の種類が少なくなり、②本の内容が偏り、③価格が高くなり、④遠隔地は都市部より本の価格が上昇し、⑤町の本屋さんが減る、という事態になります。

③は経済原理に反しています。
④はインターネットによって送料の差ぐらいでしょう。
⑤は現状進行しています。
①と②は以下のことを指しているわけですが、

 再販制度がなくなって安売り競争が行なわれるようになると、書店が仕入れる出版物は売行き予測の立てやすいベストセラーものに偏りがちになり、みせかけの価格が高くなります。また、専門書や個性的な出版物を仕入れることのできる書店が今よりも大幅に減少します。

再販制度の下、多くの書店がベストセラーものに依存していないだろうか。そして、これは書店の問題ではなく、出版社が売れ筋のものしか発行しなくなってきているからじゃないだろうか。

どこの馬の骨も、駄文を書きまくっているうちに、そのうちに、有名だとおもわれるようになる(もちろん淘汰されるけど)。どこの馬の骨にチャンスを与えるのはメディアの責務かもしれないけど、メセナじゃない。というか淘汰されるのメディアも同様で、なにも学会誌のようにレフリーを置けといっているわけじゃないけど、もっと硬派なメディア、マスコミのプロとして誇りをもってほしいな。ここまでいかないまで、Cマガのような広告収入に頼らない雑誌がでてこないという時代は悲しいぞ