akon2.00βのよっぱらいの戯言

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こじつけの記事「爆発的広がりを見せるソーシャル・メディア(後編):その実態は「反社会的」メディアなのか 」

実際,携帯の操作には熟達しているので,メール・アドレスを頻繁に変更することなど,最近の少女たちは何とも思わないようだ。むしろ,それによって友達の整理やあいさつができるので好都合と見ているのだという。操作が速いので,一気に300通くらい「お知らせメール」を出すことはほとんど気にならない。また嫌な人からメールが来るようになると,アドレスどころか携帯電話を買い換えてしまう。こうして人脈を整理する一方で,プロフの内容はこまめに更新している。

これは新たな発見ですね。まるで水商売の方々。メールの切れ目が縁の切れ目なんですね。お知らせメールは同報でだせば、操作の速度なんて誤差のうちだぞ。

中村氏によると,実際,彼女たちと話してみると誰かと面と向かってのコミュニケーションが極めて苦手だという。たとえば叱られたり,注意されたりするのを極端に嫌がる。携帯で相手との間に,ワンクッション置くことに慣れているからだ。

いやいや、「叱られたり,注意されたりするのを極端に嫌がらない」人のほうが少ないでしょ。

またプロフを使う少女たちの中には,違うものを何種類か用意し,付き合う相手によって使い分ける子もいるという。「こっちのグループに対しては,自分のこういう面を見せる」という姿勢だ。自分という人格の多面性を理解し,異なる人間関係に応じて,その中の一面を押し出して行く。このように自己表現には腐心する一方で,相手にはあまり関心を示さないという。

これはインターネットによって、表面化しただけで、すべての集団の中で、自分らしく振舞えている自信はないな。

 「今の少女たちの会話を聞いていると,自己中心的で自意識過剰の面を強く感じるときがある。たとえば会話の中でキャッチボールがない。自分を見せるだけで,相手の話を聞こうとしない。そうした中でプロフが登場し,彼女たちに受け入れられたのではないか」(中村氏)。

これって大人にもいるし、いまに始まったことじゃないと思う。

しかし従来のマスメディアが,ある程度まで公益に寄与してきたことは疑いの余地がない。報道という職業に1日の大半を捧げることによって培われた専門的な能力,あるいは遠く海外にまで特派員を送ることのできる潤沢な資金力,さらには政治家や財界人など権力者層へのアクセス。これらを兼ね備えているのは,今のところ伝統的メディアだけであり,森羅万象の中から「何が重要であるか」を選び抜く彼らの見識は,本来信頼すべきものだ。

報道という職業に1日の大半を捧げたからといって、専門的な能力が培われるかどうかは疑問であり、裏がとれれば、従来のマスメディアでなくても、信頼できると逆説的に読んでしまった私はひねくれもの。