本と鍵の季節のノリで読み始めたけど、重い本だった。知らないことだらけ。
タイトルの妖精はストイコビッチにかけているのかな。国際試合に出れない以上のつらい故国の歴史を背負っていたんだな。
日本はいまだにセルビア・モンテネグロ(モンテネグロ語ではツルナ・ゴーラ)と交戦状態にあるだそうだ。
旧ユーゴスラヴィア連邦共和国のユーゴスラヴィアとは、南(ユーゴ)のスラヴという意味。
ユーゴスラヴィアは六つの国でできていたが、同じ南スラヴ民族である。
つまり、南スラヴ人の民族自決を建前にユーゴスラヴィアは建国された。
セルビアはトルコに支配されていたが、トルコが弱体化し、独立した。
クロアチアはハプスブルク帝国に属しいたが、ハプスブルク帝国も崩壊した。
単純に考えれば、これでめでたしめでたしになるはずが、ユーゴスラヴィアは結果として解体された。
結局、スルプスコフルヴァツコムってどこの言語だったんだろうか。
ラキヤは飲んでみたい。
ラキヤ(ブルガリア語: ракия / rakiya、マケドニア語: ракија / rakija、セルビア語: ракија / rakija、ボスニア語: rakija、クロアチア語: rakija)、ラキア(アルバニア語: Rakia)、あるいはラキウ(ルーマニア語: rachiu)。