サブタイトル"the epic battle for america's eyeballs"は「GAFAを超える最強IT企業」と訳しているけど、この場合の"eyeballs"のいい訳が思いつかなかった。
原書のタイトルは”NETFLIXED(NETFLIX化)"だけど、内容的には「ブロックバスターの繁栄と衰退」。
来店型ビデオレンタルから郵送型DVDレンタルへ
延滞料金からサブスクリプション
そして、現在はVOD(ビデオオンデマンド)、コンテンツメイカーである。
2006年にハイブリットモデル(いまでいうオムニチャネル)を実現していたブロックバスターはすごい。
老舗のブロックバスターとの値引きチキンレースで青色吐息だったところに、ブロックバスターのCEO交代というお家騒動がなければ、いまごろはNETFLIXは存在しなかったかもしれない。
あれ?どっかであった話だな。
各章のタイトルが名画のタイトルなのが素敵。
何度も資金がショートしそうになりながら調達した能力が成功の秘訣だろうな。
ランドルフとヘイスティングスが食事したロスガトスのレストランが気になる。
ブロックバスターとの法廷闘争の和解の条件の一つに「ブロックバスターに延滞料金を払ったことが起業のヒントになった」という逸話を語らないことという条件があり、延滞料金を請求したのは「ラホンダ市内の家族経営店」となったらしい。
まとめ
https://antonzitz.com/wp-content/uploads/2020/07/Netflixed_f.pdf