akon2.00βのよっぱらいの戯言

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なぜ会社に属しているのか

これは日本的表現でアメリカ人はjoinといいます。ここでいっている会社とは、フリーランスが集まった生業ではなく、事業会社です。
会社を辞めた理由はいろいろなことが複合的というか相乗的に作用しているので決め手となる動機を特定できないので、なぜ辞めるのかではなく、なぜ会社に属しているのかについて考えてみた(辞めた理由もいずれは記録しておきたいが)。帰納的証明?
仕事をしたから給料をもらうのか、給料をもらうために仕事するのかは、ひとそれぞれでしょうが、暇だから働いているとか、地位や名誉という人は別として、このいずれかのために、会社に属しているのでしょう。結局、製造から販売などという過程を分業せざるを得ないから会社があるのでしょう(と書きながら当人は振り込み口座としてしか会社を利用していないが)。そして、全部一手にやりたい(やらせたい)という人が社長になる。
製造のアウトソースはもちろんのこと、経理などは数万で領収書を投げればやってくる会社があり、営業についても同様なわけで、こうなると同じ会社だといろいろ腹も立ちますが、社外であれば嫌なら次からおつき合いしなければよいわけで、理論的には会社に属している必要はように思えた。逆に同じ会社ゆえのなれ合いという選択肢も捨てがたい。
しかし、重要なのは資本力資本力が安定を生んでいるのであって、会社が安定を生んでいるわけではないのです。つまり、キャッシュフローが大きくないと、会社にしても個人事業者とかわらなくなってしまう。そうなると、お金持ち以外は他人の資本を利用できるかどうかです。会社に属して他人の資本を利用するか。他人から資本を集めて他人の資本を利用するか。とはいえ、持株会とかで株を持っていたとしても、他人の資本の価値を高めることに協力することを貧乏には甘んじなければいけないのか。自己資本のふくらましテクもあるが、悩ましい。
そして、長期的に見ると、自分を含めた人材育成(自助努力じゃぁたかがしれている)、R&Dなんて小資本では辛すぎる。そうすると、拡大再生産どころか、競争力がなくなる。デフレの今は良いのですが、ベースアップに見合うほど人って生産性(いろいろな意味で)があがるのかは疑問。となると、会社って企業内退職者にかつての功績?で給料(企業内年金)を支払う互助システムかもしれない(終身雇用ならば)。国の年金制度の縮図みたい。