akon2.00βのよっぱらいの戯言

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しらずしらず

しらずしらず――あなたの9割を支配する「無意識」を科学する

たまたまの著者

「サブリミナル(閾下)の効果、つまり、無意識の心の働きとそれが及ぼす影響を説明した本」

 

ペプシパラドックス

ブランド情報が、参加者の味の好みを変える

脳スキャンにより、「腹内側前頭葉皮質(VMPC)」と呼ばれる脳の一領域が、なじみのブランドの商品をじっと見たときに経験する、漠然とした好意的な感情の場

 

盲視

盲目になった人に怒った顔と喜んだ顔をみせてどちらか言い当ててもらうと3回中2回近い割合で言い当てた。また同じ人に障害物のある廊下を歩いてもらったところ障害物をよけながらジグザグに転ばずに歩いた。

 

 

視覚の無意識

→盲点、サッカード、周辺視力の弱さ視覚の欠陥を補うために、目は1秒当たり何回かごくわずかに向きを変えている。その小刻みな運動を「マイクロサッカード」という。

 

音素修復

→聴こえなかった音を補う。「

 

記憶は

・サムネイル→ディテールは間違いだらけで変化する

・伝言ゲーム→勝手に筋道が作られる

・滑らかになる

 

変化盲

→キャンパスの地図を持った調査員が通行人に近くの建物への生き方を尋ねる。10-15秒会話したところで、別の2人の男が大きな扉のそれぞれ端をかつぎながら彼らのあいだを横切る。扉が横切る1秒の間にまったく同じ地図をもった新たな調査員が入ってきて道を尋ねる会話を続ける。最初の調査員は扉に隠れたまま立ち去る。通行人にとっては会話の相手が突如として別の人物に変身してしまったことになるが、ほとんどの通行人は気づかず、すり替わったことを聞かされると驚く。

 

過誤記憶

→起こっていない出来事の記憶を植えつけることができる。はるか昔に起こったとする出来事の記憶は、とくに簡単に植えつけられる。子どもの頃、熱気球に乗ることを夢見ていた人には、何の代償も払わずに、また実際に経験させることもなしに、実際にその記憶を植えつけられる。ディズニーランドに行ったことがある被験者にバッグス・バニーに関する偽広告を読ませると、それを体験したと思い込んだ。

 

 

 

心の理論(ToM)ヒトや類人猿などが、他者の心の状態、目的、意図、知識、信念、志向、疑念、推測などを推測する心の機能

他人の過去の行動を理解し、現在または未来の状況に基づいてその人が今後どのような行動を取るかを予測する

→他人がなにを考え感じているかを理論化する過程のほとんどは、

サブリミナルに進められ、無意識の心によって迅速で機械的なプロセスを通じて実現される

 

オキシトシンと、それに類似したバソプレシンを受容体に結合すると、

信頼性を促す

 

非言語的コミュニケーションの三つの型

・顔の表情、身振り、姿勢、目の動きといった身体の動き

・パラ言語と呼ばれる、声質や声の高さ、間の回転数や長さ、咳払いや「えー」といった非言語的な音声

・近接度、パーソナルスペースの使い方

 

視覚的優越性比率

その指標を計算するには、自分が話しているときに相手の目をどれだけの時間見ているか、その割合を求め、それを、自分が話を聴いているときに同じ相手の目を見ている時間の割合で割る。この比は重要な意味を持っていることが、明らかとなっている。これは「視覚的優越性比率」と呼ばれ、社会的優位階層のなかで自分が会話の相手に対してどのような位置にいるかを反映している。相手に比べて社会的優越性が高い人では、視覚的優位性比率は1.0近くか、またはそれより大きい。1.0より小さいと、優位階層のなかで低い位置にいることがうかがわれる。

 

「拳をぶつけあう、片手でハイタッチする、胸をぶつけ合う、ジャンプしながら肩をぶつけ合う、両手でハイタッチする、相手の肩に手を回す、チームで円陣を組む」を多くしたチームが一番協力、一番勝った。

 

内集団と外集団

→人間は自分が属しているグループのメンバーと、属していないグループのメンバーを違うふうに考え、しかもグループに基づいて差別しようと意識的に思っているかどうかにかかわらず、機械的にそのような行動を取ってしまう。

 

 

集団規範

→ひとたび自分があるグループに属していると考えると、そのグループに属する他の人のものの見方が自分の考え方にも染み込んで、世のなかに対する認識のしかたに影響を与える。

 

怒るから身震いしたり、悲しいから泣いたりするのではなく、身震いするから怒っていることに気づき、泣くから悲しいと感じるウィリアム・ジェームズ

 

 

幸せな「ふり」が人生を充実させる

 

セレンディピティの三要素

・アクション

・気づき(awareness)

・受容(acceptance)

コールド・リーディングのなかで、

サブリミナルなデータから、相手の本質に迫る能力を持つ人をシャット・アイと呼ぶ。