akon2.00βのよっぱらいの戯言

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ICONIXにおけるドメインモデル

ICONIXでは、ユースケースからロバストネス図を道出します。そして、ロバストネス図からシーケンス図を導出します。これを静的モデリングと呼んでいます。これと並行して、静的モデリングとして、ドメインモデルを作成し、クラス図を作成し、コードが導出されます。ここでのドメインモデルは分析クラス図で、後者のクラス図は設計クラス図に当たります。
くーすでは、ロバストネス図が時間ととも、業務フロー、分析クラス図から設計クラス図に遷移していっているのであって、静的モデリングを行っていないわけではありません。
つまり、くーすにおいてはある時点において、ロバストネス図ドメインモデルと同じ粒度になっているので、ロバストネス図ドメインモデルとの比較は意味がないのです。なぜ、ロバストネス図だけでクラス図を使わないで済むかとというと、ステートレスに分割してしまうと、複雑なクラス階層が出現しないからです。そして、ロバストネス図で業務フローを書いてしまえば、ユースケースもいらなくなるのです。しかも、実際にプログラマに渡している仕様書はIPOみたいなものです。