akon2.00βのよっぱらいの戯言

色しょく是食、食しょく是色 当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

みもふたもない

とDr. Jason(このように書くと外国人みたいだ)にいわれてしまったけど、業界の未来は自動化にかかっていると思う。私の中でいろいろ揺れているので、言葉を変えつつ、矛盾もしつつ過去に述べてきたし、今後も述べていくと思うけど、自動化だ。
#私が言及できるのはビジネスアプリケーションに限定される

さて、アカデミアンには、教育と研究の役割がある。教育という点では、K2門下生たち(日本のソフトウェア工学の先兵たち)が教授になり始め、
その教え子たちが社会に巣立ちはじめました。教えが正しく伝わっているとしても、社会では多勢に無勢。同化しないでほしいと祈るばかり。教育とは緩やかに浸透していくものなので気長に待ちましょう。国家百年の計。

一方、ドラスティックなイノベーションのために研究が寄与してほしいと思っている。思っているが、SDAの目的のひとつに産業界が学術界に「教育的指導」を行うというのがあったくらいIT業界においては、産業界が学術界をリードしていると思っている(そう、思うのは自由だ)。
#たとえば、情報処理学会の構成。論文誌は見るまでもないし、
#学術界が単なる学位発行機関になりさがらないでほしい。
で、この研究成果としてたとえば形式的仕様記述に期待しているので、冒頭の「自動化」になる。だから、「みもふたもない」ってことはないと思う。自動化するってことは、合理化される人がでてくるので、そのことによって、業界がなくなるかもしれない。これは歴史的に繰り返される産業革命だからあがらえない。

とりあえず、サービスコンポーネントは用意した。まだ、ルールエディタで修正できるようにはなっていない。サービスリポジトリにも入れていない。が、ビジネスアプリケーションの開発者は、サービスコンシューマとしてサービスコンポーネントを呼び出して使うだけでよい。ここでも、ワークフローエディタでサービスを呼び出せていない。UIもマッシュアップなつくりにしたいけど、まだまだ手付かず。まだまだフルオートメーションには程遠いですが、自動化の道筋はみえてきたと思っている。この構想では、アカデミアは必須ではないです。SIerには運用しか期待していない。

そして、この構想では、サービスコンシューマを技術者として呼ぶかどうかは別として、サービスコンポーネントの開発者は技術者としてルールエディタが軌道に乗るまで生き残りますが、最終的に生き残るのは、業務コンサルがまとめた成果物からサービスを切り出すITコンサル(アプリケーションアーキテクト)かもしれない。

アプリケーションの側面だけを見るとこのようになるが、インテグレーション、インフラ、運用などなどあるから、このように書いてみると、業界はなくなりはしないな。というか、アプリーション開発よりこちらが重要なんだよね。

一方、官です。官主導で成功したことがないといわれる業界です。K2は、パスをきってしまったようにみえるけど、官に対しても教育的指導を続けていくべきだった。インフラってアプリケーションとかいろいろ修飾されるから、本来の意味である、社会基盤ってことを忘れられているけど、
#基盤って意味で使うならベースでいいはず
国家的取り組みが必要だと思う(ロケット打ち上げより有益だと思う)。
#ひもつきになりたくないと口ではいってても、IPAにあれだけ応募しているしね
産構審とかに「刺客」をオブザーバとして送り込んで・・・どうしたらいいかわからない・・・・・
まぁ、ご存知の方が孤軍奮闘くれているのですが、こちらも多勢に無勢。
#これだけ、そこらじゅうで多勢に無勢だと自分のほうが間違っているのではないかと思えてくるところが怖い。
なんだかんだといっても、いずれの委員会もベンダ協議会ですからね。いってしまえば、ゼネコンが下請けやユーザのことを考慮してくれることはないわけで、K2の孫たちが、アメーバのようにはびこるまでまたなければならないのでしょうか。