ベストセラーは私にとってベストでないの法則を証明してしまう本。でもドラマ化される。同時期に筆者は福岡で、私は東京で暮らしていた。地方にいたというコンプレックスから都会にあごがれ?を感じていたようだが、同時期の東京は筆者が上京してきた頃と違うのよ。そりゃ筑豊の崩壊に比べたら都会かもしれないけど、池袋といえども少し歩けば戦後のバラックが残っていたそんな時代。確かに地理的な面ではなく、筆者の家庭環境は本になる。クラスにひとりやふたりは給食費をもって来れない子がいたよなぁなんて思い出したくないことを思い出してむなしくなる本であった。この日記を読んだ方もむなしくさせてしまったら申し訳ない。暗い本だ。