イタリア三大ワイン、バルバレスコ、バローロ、ブルネロ・ディ・モンタルチーノに対して、現在ではスーパータスカンも生産しているアンティノリのキャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネやアマローネも捨てがたい。
バルバレスコ/ガヤ
バローロ・ブリック・デル・フィアスク/ パオロ・スカヴィーノ
ブルネッロモンタルチィーノ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ / ビオンディ・サンティ
特に皮が厚く粒が大きいためサンジョベーゼ・グロッソ種、もしくはブルネッロ種と呼ばれているサンジョヴェーゼ種の突然変異種を見つけたビオンディ・サンティが
手掛けるリゼルヴァ。樹齢25年以上のぶどう樹から採れるぶどうのみを用いて、36カ月間の熟成を経てから出荷する。
バディア・ア・パッシニャーノ
キャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ/ アンティノリ
アマロ-ネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ
完熟したブドウをアパッシメント(ブドウを3~4ヵ月陰干ししエキスを凝縮させる)し、40~45%ほど水分を取り除き、糖度が上がったブドウを発酵。
最低2年以上の樽熟成と6ヵ月以上の瓶内熟成を経てリリースされる。
アマローネを造る際に使用したブドウの搾りかすに、フレッシュなワインを注ぎ入れ発酵させるリパッソという作り方もある。
===
一方で、イタリアのワイン法では上位のDOCGやDOCと認められるためにはイタリアの土着ブドウ品種を使っていなければならず、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロなどを使った場合は"Vino da Tabola"と呼ばれる格下のテーブルワインに位置付けられる。そこで、法律の枠組みにとらわれずに自由な発想でワインを造ろうという生産者が生産したのが、スーパータスカン(スーパートスカーナ)。ボルドースタイルが多い。
・ルーチェ
・サッシカイア
セカンド グイダルベルト
・ティニャネロ
・ソライア
・オルネライア