akon2.00βのよっぱらいの戯言

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ファクトフルネス

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

情報のアップデートが足りないのでなく、思い込みによって、世界の姿をありのままに見られない

 

ファクトフルネスを高める10のルール

人間は以下の本能に左右されている。

分断本能 「世界は分断されている」という思い込み

分断本能を抑えるには大半の人がどこにいるかを探そう

 

ネガティブ本能 「世界がどんどん悪くなっている」という思い込み

ネガティブ本能を抑えるには悪いニュースの方が広まりやすいと覚えておこう

 

直線本能 「世界の人口はひたすら増える」という思い込み

直線本能を抑えるには直線もいつか曲がることを知ろう

 

恐怖本能 「実は危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み

恐怖本能を抑えるにはリスクを計算しよう

 

過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要」という思い込み

過大視本能を抑えるには数字を比較しよう

 

パターン化本能 「ひとつの例にすべてがあてはまる」という思い込み

パターン化本能を抑えるには分類を疑おう

 

宿命本能 「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み

宿命本能を抑えるにはゆっくりとした変化でも変化していることを心に留めよう

 

純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み

純化本能を抑えるには1つの知識は全てに応用できないことを覚えておこう

 

犯人捜し本能 「だれかを責めれば物事は解決する」という思い込み

犯人捜し本能を抑えるには誰かを責めても問題は解決しないと肝に銘じよう

 

焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み

焦り本能を抑えるには小さな1歩を重ねよう

 

『ファクトフルネス』ウェブ脚注

https://factfulness-source.chibicode.com/

インターネットの自由

[今日の学び]インターネットの自由は、

日本では「通信の秘密」で

EUでは「プライバシーの保護」で、

アメリカでは、「表現の自由」で守っている。

 

*世の中の不幸は「合意の期待」から来ている

他人への期待から不満が来ているともいえる

 

*功のある者に禄を、徳のある者に地位を by 西郷隆盛

 

]*zero trustということは、ネットワークも信用しないということ。だから、VPNに頼らない。

*「できるやつは飲んでもできる、できないやつは飲まなくてもできない。それが男の真実だ」 by 松本零士

問いかける技術

問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくる

良好な人間関係を築くには「謙虚に問いかける」。

「謙虚さ」には、基本的な謙虚さ、任意に示す謙虚さ、今ここで必要な謙虚さがある。

「問いかける」とは、相手に対して興味や好奇心を抱くという態度から導かれる。

アメリカ人は、誘導的な質問や巧妙な言葉づかいで煙に巻こうとする質問、相手を困らせる質問、または質問と見せかけた意見などと、「謙虚に問いかける」を区別していない。

問いかけ方には、謙虚な問いかけ、診断的な問いかけ、対決的な問いかけ、プロセス志向の問いかけがある。

アメリカの文化は、

①人間関係の構築よりも、課題の遂行の方に価値をおいている。

②相手に聞くよりもこちらから話すことの方が大事である。

2019夏の課題図書その二

キャリアアンカーの結果をモチベーションにできるという話があったので読んでみた。

キャリアアンカーのSV(奉仕・社会貢献)が高い人は、キャリアアンカーでモチベーションできるという結論に至る。

  

キャリア・アンカー〈1〉セルフ・アセスメント

キャリア・アンカー 1 (セルフ・アセスメント)

 

 

キャリア・アンカー―自分のほんとうの価値を発見しよう (Career Anchors and Career Survival)

キャリア・アンカー : 自分のほんとうの価値を発見しよう

 

キャリアアンカーにおける8つの分類

・管理能力(Managerial competence)

・技術的・機能的能力(Technical/functional competence)

・安全性(Security/stability)

・創造性(Entrepreneurial creativity)

・自律と独立(Autonomy/independence)

・奉仕・社会献身(Service/dedication to a cause)

・純粋な挑戦(Pure challenge)

・ワーク・ライフバランス(Lifestyle)

https://achievement-hrs.co.jp/ritori/?p=2247

 

 

官僚です、よろしく

官僚です、よろしく (1983年)

日本の官僚はパブリックサーバント(公僕)でもビューロクラット(官僚)でもなくマンダリン(官吏)である。

官僚が予算を作成して、国政全般を仕切っている。

三権分立ではなく、官僚、財界、自民党による三権簒奪

 

司法

警察→検察(官僚)→裁判所

裁判所にとどいたものは、ほとんどが起訴されているので、裁判所は機能していない。

 

立法

立法は国会の機能であるが、国会議員が自ら法案(議員立法)を起案することはほとんどない。

成立法案でみると、内閣法(内閣提出法案)が全体の85%程度を占める (1994-2004)。

結局は官僚が法律を作成している。

 

行政

できることは、行政処分と行政指導だけ

 

 

大蔵省 執務十戒

https://www.mof.go.jp/about_mof/recruit/mof/message2/2014pmph-ippan-message07.pdf

1. いばっちゃいけない

2. おこっちゃいけない

3. 甘くなっちゃいけない

4. 上を向いちゃいけない

5. 辛くなっちゃいけない

6. まるく入れちゃいけない

7. 独断専行しちゃいけない

8. ルーズにしちゃいけない

9. 嫌われちゃいけない

10. 遅くなっちゃいけない

 

 

 

クレオパトラの黒い溜息

クレオパトラの黒い溜息

初めての横書きの小説らしいが、デマルコのデッドラインは横書きなので、翻訳は除いてなのかな(小説ではないというつっこみはなしで)。横書きの小説流行っていないのは、日本人が罫線が好きなのは横書きを読むのが苦手だと考えている。

 

クレオパトラのため息→クレオパトラが死ぬ間際に一呼吸で吐いた空気分子は、少ないけども今も地球上に広まっていて、呼吸しても入ってくるんじゃないかということ。

 

エラトステネスの篩自然数を小さい順に並べ小さい方の素数の倍数を順次消去して素数を残していくという、素数の選別法のこと

 

クレオパトラの葬送

クレオパトラの葬送 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)

薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズを読み始める。

 

 

 

東遊記

東遊記

期待した東遊記ではないけど、これはこれでいいな。

呉元泰東遊記を読むべきなんだろうけど、軟弱なんで

残りの四遊記(南遊記北遊記)はいつ読めるんだろうか。

 

フェルマーの料理

フェルマーの料理(1) (KCデラックス)

アマダイと生ハムは気になる。

美味しいは主観旨いは客観

旨味成分の掛け算は2種類まで、それ以上追加してもそれほど効果はない。

スプーン温度は45度

うま味インフォメーションセンターによって旨味成分の含有量が提示されている。

 

ナポリタン

https://doramaniac.com/fermatnoryouri_naporitan/

パスタ麺を茹でたあと氷と冷水で冷やしてオリーブオイルとマヨネーズでマリネして冷蔵するというナポリタン

 

対話型組織開発 : その理論的系譜と実践

対話型組織開発――その理論的系譜と実践

 

 

組織とは、意味を形成するシステムである。

コンサルタントによる論文集

 

対話型組織開発の手法

1. アート・オブ・コンヴィーニング(Art of Convening. Neal and Neal)

2. アート・オブ・ホスティング(Art of Hosting, artofhosting.org)

3. アプリシエイティブ・インクワイアリー(Appreciative Inquiry, Cooperrider)

4. シャレット(Charrettes, Lennertz)

5. コミュニティ・ラーニング(Community Learning. Fulton)

6. 関わりの複雑反応プロセス(Complex Responsive Processes of Relating, Stacey, Shaw)

7. カンファレンス・モデル(Conference Model, Axelrod)

8. 意味の協応調整(Coordinated Management of Meaning, Pearce and Cronen)

9. サイクル・オブ・レゾリューション(Cycle of Resolution, Levine)

10. ダイナミック・ファシリテーション(Dynamic Facilitation, Rough)

11. エンゲージング・エマージェンス(Engaging Emergence, Holman)

12. フューチャーサーチ(Future Search, Weisbord)

13. インターグループ・ダイアログ (Intergroup Dialogue, Nagada, Gurin)

14. モーメンツ・オブ・インパクト(Moments of Impact, Ertel and Solomon)

15. ナラティブ・メディエーション(Narrative Mediation, Winslade and Monk)

16. オープンスペース・テクノロジー(Open Space Technology, Owen)

17. オーガニゼーション・ラーニング・カンバセーション(Organizational Learning Conversations, Bushe)

18. パーティシペーティヴ・デザイン(Participative Design, M. Emery)

19. ピアスピリット・サークル(PeerSpirit Circles, Baldwin)

20. ポラリティ・マネジメント(Polarity Management, Johnson)

21. プリファード・フューチャリング (Preferred Futuring, Lippitt)

22. リフレクシブ・インクワイアリー(Reflexive Inquiry, Oliver)

23. REALモデル(REAL model, Wasserman and Gallegos)

24. リアルタイム・ストラテジック・チェンジ (Real Time Strategic Change, Jacobs) 25. 再記述(Re-Description, Storch)

26. サーチ・カンファレンス(Search Conference, Emery and Emery)

27.6つの会話(Six Conversations, Block)

28. SOAR (SOAR, Stavros)

29. ソーシャル・ラボ(Social Labs, Hassan)

30. ソリューション・フォーカスド・ダイアログ (Solution Focused Dialogue, Jackson and McKergow)

31. サステインド・ダイアログ (Sustained Dialogue, Saunders)

32. シンテグレーション(Syntegration, Beer)

33. システミック・サステナビリティ(Systemic Sustainability. Amadao and Cox)

34. トーキング・スティック(Talking Stick, preindustrial)

35. テクノロジー・オブ・パーティシペーション(Technology of Participation, Spencer)

36. U理論(Theory U, Scharmer)

37. ビジュアル・エクスプローラ (Visual Explorer, Palus and Horth)

38. ホール・スケール・チェンジ(Whole Scale Change, Dannemiller)

39. ワークアウト (Work Out, Ashkenas)

40. ワールド・カフェ(World Cafe, Brown and Isaacs)

インテグラル理論

インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル

ティール組織の理論モデルの一つ。人、組織、社会の全体像を正確につかむフレームワーク

 

第1章 私たちはどこへ向かっているのか ~現代の発達心理学の視点より~

人類の世界観の歴史と個人の内面的発達には、ある種の並行関係がみられる。

過去のすべての段階は「超えて含む」という形で私たちの内部に受け継がれている。

 

断片化する最先端の世界

 統合的な見方、包括的な見方、包括的な「万物の理論」

ベビーブーム世代の病

 自己愛の文化は、統合的文化とは正反対のもの

実存の諸段階

 発展のモデルのひとつに(ティール組織で示される)スパイラル・ダイナミクスがある。

ヒトイシキプロジェクト

 人間の発達は、八つの段階(ミーム)を通って進んでいく。

 人間の意識とは、網目細工のように、あるいはダイナミツクな螺旋のように、展開していく

第二層の意識への跳躍

 

第2章 発達とは何か ~自己愛とケア――発達の本質と現代社会の病~

発達とは自己中心性の減少である。

 発達とは包み込むことである。

 前/後の混同

 進歩の弁証法

 差異化と統合

 

思いやりの螺旋

体制側と闘争せよ

成長型の階層構造と支配型の階層構造

ベビーブーム世代の病

グリーンの段階が与えてくれるもの

多元主義を超えて

 多元的な意識(グリーン)のなかから、統合的な意識(ホリステイックな第二層の意識)は出現しえない

 

「統合的文化」

 

第3章 インテグラル理論とは何か ~統合的ヴィジョンの概要~

インテグラル理論は、AQALモデル、つまり、象限、レベル、ライン、ステート、タイプという五つの要素からなるモデル。

 

統合的変容

 達成、不協和、洞察、快方

著書『進化の構造』について

意識の全スペクトラムを包括する

 人間の発達心理を利用して、集団における倫理、物理世界との調和を目指していこうというもの。

  「真善美」は個人の内面からくる衝動で、善が所属する集団にとっての良いこと、そして真は個人や集団の外にあるものを観察し、それを身体や生活様式に取り込むとことと言える。

  インテグラル理論はこの真善美を一つ増やして、四つに分けて、「四象限(よんしょうげん)クオドラント」と呼んでいる。

  ▼四象

 個人の内面

 個人の外面

 集団の内面

 集団の外面

  そして、「レベル」「ライン」「ステート」「タイプ」というフレームワークをつかって、個人の成長を軸に、集団と物理世界との調和を目指していく方法論です。

 

 ▼レベル

 1、衝動的段階(インフラレッド)

 2、呪術的段階(マゼンダ)

 3、利己的段階(レッド)

 4、神話的段階(アンバー)

 5、合理的段階(オレンジ)

 6、相対的段階(グリーン)

 7、統合的段階(ティール)

 8、超越的段階(ヴァイオレット)

 

 ▼ライン

 1、認知 それは何か。 意識とは何か。

 2、自己 私とはだれか。

 3、価値 価値とは何か。 何が重要なのか。

 4、道徳 良いこととは何か。

 5、対人関係 他者とは何か。 どのようなコミュニケーションが可能か

 6、スピリチュアル すべてのバランスをどうとるのか。

 7、欲求 何が欲しいのか。 欲望を見極める。

 8、運動感覚 身体の知覚。 仏教的五識、五感。

 9、感情 苦しみ、痛み。広がり。どう感じるのか。

 10、美意識 美とは何か。何が美しいのか。

 

 ラインは、所属する集団の文化などによって変化する。

 

 ▼ステート

 覚醒意識と変性意識。

 覚醒、夢見、熟睡、観想、非二元

  

 ・デルタ 熟睡(3-7)

 ・アルファ まどろみ(4-7)

 ・シータ リラックス(8-13)

 ・ベータ 覚醒(14-33)

 ・ガンマ 悟り(40)

 

 ▼タイプ

 合理的なことが好き。

 お世話が好き。

 名誉が好き。

 ユニークなことが好き。

 熱中していたい。

 忠実でいたい。

 快楽を探求したい。

 支配していたい。

 マイペースに平和を愛したい。 などなど。

 

 実行促進型

 関係構築型

 管理運営型

 企画立案型

 

 インテグラル理論とは、「自分のタイプ」を探しながら、「意識の状態(ステート)」をコントロールして、「自分の好きなライン」から「レベル(抽象度)」を上げていく。そうやって個人を成長させ、自分が所属する集団における道徳、そして物理世界との調和をとっていく。

  阿頼耶識から言語になる機序、禅の公案をぐるぐる回すような動き、これらを詳細に記述していっても同じような説明になっていく。

 

 全ての象限を包括する

 統合的地図の概要

 地図のつくり手を変容させること

 最優先指令

 地に足の着いた偉大さを

 現代世界における統合的ヴィジョン

 

 第4章 宗教をどう考えるか ~「瞑想の科学」としてのスピリチュアリティ

科学を「狭い科学(物質的で感覚的な世界だけを対象とする化学)」と「広い科学(人間の内面も扱うとする化学)」に大別し、他方で、宗教を「狭い宗教(個としての自己に意味や慰めを与える宗教)」と「深い宗教/深い霊性(個としての自己を超えた深い意識に目覚めようとする宗教/霊性で、科学にの三つの要件を満たすもの)」に大別することで、両者の間に橋を架ける。

 

科学と宗教の関係

科学と宗教は「重なることのない二つの領域」なのか?

神秘主義者の脳

科学と宗教への「全象限、全レベル」のアプローチ

本物の科学の3要件

深い宗教の特徴

統合的な啓示

違いに万歳!

狭い宗教の位置づけ

リベラル派の精神性

 

第5章 インテグラル理論を活用する

~現実世界への応用――ビジネス、医療、政治、教育など~

理論の応用例の紹介。

 

内面の発達が外面の発達に追いつかなければならない。

ブルーやオレンジやグリーンを解体してイエローやターコイズを押し付けることでなく、らせん全体の健全さを維持し向上させること。

 

政治への応用

統治論への応用

医療への応用

ビジネスへの応用

教育への応用

意識研究への応用

スピリチュアリティへの応用

エコロジーへの応用

マイノリティへの支援

全象限、全レベル、全ライン:ユニセフの例

未来の脅威

 

第6章 多種多様な世界観を結び合わせる ~世界観のメタ分析~

「フラットランド型オレンジ」ではなく、「深さのあるオレンジ」を追求すること、「自己愛型グリーン」ではなく「相互的な愛に満ちたグリーン」を体現すること。「支配型の階層構造に基づくブルー」に抵抗しつつ「健全な秩序と美徳に基づくブルー」を回復すること。

 

万物の索引

さまざまな世界観

ベラーとガーゾンの例

深さという垂直的な視点

フクヤマ『歴史の終わり』

ハンティントン『文明の衝突

垂直的視点と水平的視点

意地悪なグリーンのミーム

世界文明

フリードマン『レクサスとオリーブの木

霊的体験の諸段階

宗教が簡単には消えない理由

統合的実践

 

第7章 自分自身を変容させる ~統合的実践を始めるために~

「自己と文化と自然(あるいは真善美、あるいは心と体と人間関係とシステム)のすべての領域において、物理的(身体的)な次元、情動的な次元、心的な次元、そして精神的/霊的な次元のすべてに配慮する

 

統合的変容のための実践

推薦図書

真実だが部分的

そして全ては元通りになる

 

 エニアグラムミームp355

ホロン(それ自体として全体であると同時に他の全体にとっての部分であるもの)

フラットランド(外面領域だけが現実のものであるという見方)

 

憲法の涙 リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください2

憲法の涙   リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください2

リベラルの原点はフェアネスつまり公正さである。

自分ができないことを他人に押し付けてはならない。

自分がベネフィットを受けているなら、応分の責任を負わなければならない。

 

「九条を守れ」ということが

専守防衛体制を守りたいのならば、九条は一切の戦力保持と交戦権行使を禁じているのだから、専守防衛体制のための戦力保持と交戦権を認めるように九条を改正しなければならない。

つまり、「九条を守れ」ではなく、「「九条を変えろ」である。

 

「戦争法案反対」ということが

非武装中立という真義を守りたいならば、安倍政権の安保体制だでなく、自衛隊・安保そのものの廃止を求めるべきだ。

つまり、「戦争法案反対」ではなく、「自衛隊反対、安保反対」であるべきた。

 

非武装中立を本気で求めることは、自分だけでなく、他人に非暴力抵抗の自己犠牲を押し付けることになる。

 

集団的自衛権行使だけでなく、自衛隊・安保自体が九条に反し、専守防衛の枠内でも、それを維持するためには、正規の改憲手続きに従った九条の改廃が必要である。

 

 

護憲派の矛盾

安倍内閣解釈改憲で容認しようとしている集団的自衛権を否定しながら、戦力の保持を禁じた現行憲法9条を解釈改憲自衛隊の存在と個別的自衛権だけを容認している。

「護憲」と言いながら、自分たちの解釈改憲だけは認めて、自分たちの気に入らない解釈改憲は認められないとするフェアではない。


護憲派は、憲法を守ると言いながら、憲法違反の自衛隊・安保の現実を専守防衛の枠内ならOKと政治的に是認している。しかも、この矛盾を解消するために必要な専守防衛明記の新九条制定を求める改憲運動も拒否している。護憲と言いながら、その実、違憲事態を存続させようとしている。

 

日本が平和だったのは、九条があったからではなく、違憲自衛隊日米安保があったから。

 

九条を削除して、戦力統制規範を憲法に入れろ。

良心的兵役拒否権を持った徴兵制は、国民に戦争を自分事としてとらえさせるので、戦争への抑止効果になる。

 

現実は、九条は解釈改憲されて死文化されている。

 

グッド・ルーザー、よき敗者になる

 

*小林秀雄全集〈別巻1〉感想

小林秀雄全集〈別巻1〉感想

ベルグソン論を知ろうとして、小林秀雄の「感想」というベルグソン論を読み始めたが、難してくてわからないので、「ベルクソン=時間と空間の哲学」を読むことにした。

ひょっとしたら、「小林秀雄ベルクソン―」を読んだ方がいいのかもしれない。

小林秀雄が「失敗しました。無学をのりきれなかった」と書き、感想は未完であり、小林秀雄自身が出版を禁じていたくらいだから、理解できなくてもいいのかもしれない。