情報のアップデートが足りないのでなく、思い込みによって、世界の姿をありのままに見られない。
ファクトフルネスを高める10のルール
人間は以下の本能に左右されている。
分断本能 「世界は分断されている」という思い込み
→分断本能を抑えるには、大半の人がどこにいるかを探そう
ネガティブ本能 「世界がどんどん悪くなっている」という思い込み
→ネガティブ本能を抑えるには、悪いニュースの方が広まりやすいと覚えておこう
直線本能 「世界の人口はひたすら増える」という思い込み
→直線本能を抑えるには、直線もいつか曲がることを知ろう
恐怖本能 「実は危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み
→恐怖本能を抑えるには、リスクを計算しよう
過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要」という思い込み
→過大視本能を抑えるには、数字を比較しよう
パターン化本能 「ひとつの例にすべてがあてはまる」という思い込み
→パターン化本能を抑えるには、分類を疑おう
宿命本能 「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
→宿命本能を抑えるには、ゆっくりとした変化でも変化していることを心に留めよう
単純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
→単純化本能を抑えるには、1つの知識は全てに応用できないことを覚えておこう
犯人捜し本能 「だれかを責めれば物事は解決する」という思い込み
→犯人捜し本能を抑えるには、誰かを責めても問題は解決しないと肝に銘じよう
焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
→焦り本能を抑えるには、小さな1歩を重ねよう
『ファクトフルネス』ウェブ脚注