akon2.00βのよっぱらいの戯言

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“健全な無駄”と“不健全な節約” より

早朝の準備運動をする段になっていきなり登場した彼は、筋肉を動かす指導をしながら海パン姿になって、2007年の「新語・流行語大賞」になった「そんなの関係ねえ!」を連呼。最後に、「それじゃ、今日は学園祭の掛け持ちが2件ありますので!」と叫んで疾風のように去っていったそうだ。それでどうなったかというと、運動会はいきなりハイテンションになって、社員イベントとしては大いに成功したそうである。

 今現在、小島よしおのギャラがどれくらいになるのか想像もつかないので、その知り合いに尋ねてみると、「僕も知らないですけど、予算でいえば社員1人当たり1万円といったところじゃないですか」との答えだった。運動会に何人の社員が参加するのかも想像がつかないのだが、まあ100人の会社であれば100万円といったところだろうか。経営者としてみれば、ちょっとした投資である。

ちょっとした投資ではないのである。大川に言わせれば「生きた銭を使う」なのである。借金して100万を捻出するならば、ちょっとした投資となるであろうが、100万の利益をどのように使うかを考えた場合に、ひとりあたり一万ボーナスが増えた場合の効果とどちらが良いかの経営判断なのである。

駄目な経営者は、不況が来て、業績が下がり始めてようやく状況に気が付く。そして突然、“不健全な節約”を始めるという悪しき特徴がある。コピーに裏紙を使うようになったり、洗面所のペーパータオルをなくしたり、蛍光灯の本数を半分に減らしたり。それでどれくらいの効果があるかというと、直接効果は社員当たり数百円にしかならない。

このような客先で働くとゲンナリですし、担当の方がどのような甘言をささやいてきても、契約は更改しません。もし、そんな会社に勤めているならば、元記事を読むまでもなく、転職活動を始めた方がよいです。